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「よぉ。」
高杉さんは座ったままの私を見下ろす。
『接客中です。こんなことをされては困ります。』
高杉さんが何を考えてるか分からないけどお客様を帰されてしまっては困る。
先程のお客様にも後日謝らなければ。
そう思いため息をつけば高杉さんは私を担ぎはじめた。
『なにを…!?』
「勘違いすんなよ。てめぇはもう俺のもんだ。」
『…っっ!私は何も聞いてない…!』
「お前が聞こうが聞くまいが俺はお前をここから買ったんだ。」
高杉さんはそういって扉に向かって歩きだした。
「お前も
すべてを壊してきたんだな。」
高杉さんはこの数日であたしを調べてきたのだろうか。
そして私は高杉さんに拾われた。
拾ってくれたあなたに
これから
何が出来るでしょうか?
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