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連載主とマルコ

2010/02/19 16:03

おれは今、盛大なストレスと戦っている。

胡座をかいた足の上には、スヤスヤと安らかな寝顔を浮かべて昼寝にせいを出すチビ助。
いや、べつに、チビ助にイライラしているわけじゃあない。むしろその寝顔には癒される。
だが、あれだ。
そう、あれだ。

(あー…。煙草吸いてえ…)

そうだ。
煙草が吸いたくてしょうがないのだ。
朝から忙しくて、今日はまだ一本も吸えてない。
ヘビーというわけではないが、それなりにお世話になっている身としては辛いものがあったりする。
だからといって、仕事をしている間わがままも言わず、静かにじっと待っていてくれたチビ助をたたき起こしてまで吸うのも、人としてどうかと思う。
それ以前に、おれ自身に起こすという選択肢はない。
つまりは、このままの体勢で吸うか、我慢するかしかないわけだ。

「…まる…こぉ…」

「ん…?」

くしっとくしゃみを一つしたチビ助の肩に、引っ張ってきたタオルケットをかけてやる。
にしても、一本…。
はあ、とため息をついてチビ助の頭を撫でた。



チビの健康のために絶賛我慢中のお父さん\(^o^)/

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