※会話文

「お前……」
「なん?」
「女捨てすぎやろ……」
「え?どこが?」
「なんでスウェットやねん!」
「いいやん、塾行くだけやん」
「なんで健サンやねん!」
「キティーちゃんかわええやろ」
「なんでカラコン取ってん!」
「だってドライアイなるやん」
「お、お前よく見たら一重やったんか…?」
「あっ、アイプチ取ったさかいな」
「目の大きさが…ちゃう…」
「謙也、うっさいで!それは禁句や!」
「そんなんやから彼氏ができひんのや(笑)」
「カッコワライってなんやねん!」
「(笑)」
「大体謙也も彼女おらんやんか!」
「それや!可笑しいと思わへんか!」
「なにが」
「何で俺に彼女ができひんのや…」
「顔はイケメン(笑)やのにな(笑)」
「笑うな!!!」
「ま、しゃーないっすわ」
「財前か」
「謙也に彼女出来たら泣くー」
「!?」
「だって謙也に出来るくらいならアタシにも出来るはずや」
「……そっちか」
「なにが?」
「何でもないわアホ!!」
「あー、でもアタシ謙也のこと好きやで」
「なっ、!ほ、ほんまか?!」
「おん」
「お、おっ俺もな!」
「………」
「お前のこと好きやで!」
「………」
「ま、まぁお前みたいな女捨ててるやつと付き合えるんは、俺くらいっちゅー話や!!」
「へ?、なにが」
「おまっ!話聞いてたか?!」
「あっごめん。心閉ざしてたわ(笑)」
「はぁ?!ひ、人の告白を…!」
「と、言いながら録音してました。白石ー!財前ー!聞いてー!!!」
「待て待て!それはあかんで!それだけはあかんで!!」
「謙也ー」
「なんや?」
「アタシも好き、…付き合おっか」
「ま、まぁお前みたいな」
「「変なやつと付き合えるんは俺(アタシ)くらいっちゅー話や!!」」


結局は両思い。



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