Dustbox | ナノ

一次創作の黒歴史(ネタ)

2012/09/24 20:02


おいwwwおいwwwwwww
神ドとか黒バスなにも関係ないのだけれど、一代前の携帯のメモ帳を整理していたら物凄く頭のおかしい小説メモを発見したから自己満足のために載せさせてください(笑)

これは、これは黒歴史以外の何物でもないです。それ以上でもそれ以下でもないです。
なにこれ私これ書いてた時期頭おかしかったのかな?

そういえば、よくよく考えたら友人とこんな話したなぁと思い出しました。そう、あれは忘れもしない。高二病をこじらせた時のことなのだよ…。
私はコーヒーが大好きで、友人は紅茶が大好きなのです。ひょんなことから擬人化って良いよねという話になり、珈琲紅茶擬人化ってどうかな?コーヒー王子とか紅茶王子とか居たら素敵だねという話をしていました。ああ、紛れもなくこじらせてやがるぜ当時の私達よ…。


途中までしか書いていなかったけれど、シュールすぎて面白かったから晒す。過去の私の脳内メルヘンすぎて絶望したm9(^Д^)プギャー




***

story title: ネタ(コーヒー王子)


「お姉様!こっちこっち」

フリルをふんだんに使った贅沢なドレスを揺らしながら、まるで太陽のような笑顔で手を振っているのはアフタヌーン王国の次女、ココアだった。

「ねぇ、見てお姉様!あそこに綺麗なお花が咲いてるわ」
「あっ、待ちなさいココア」

ココアは姉であるミルクの手をぎゅっと握ると、ドレスの裾が広がるのも気にせず、丘の上に密やかに咲いている花を目指して駆け出した。
ミルクは、妹の突然の行動に驚きながらも、その表情は至極楽しそうで穏やかだった。


そんな妹たちを尻目に、陽光を燦々と浴びるテラスではミルクとココアの兄であるコーヒーとダージリンが優雅にお茶を楽しんでいた。

「まったく…暑苦しいくらい元気だな」
「まぁまぁ兄さん。元気なのは良いことだよ」

心配そうな視線を妹たちに送りながらも顰めっ面を崩さない兄を横目に見ながら、穏やかな微笑を携えて口元にティーカップを運んだのは次男のダージリンで、その明るい茶髪は陽光を受けて更に明るく輝いていた。
そんな弟に諫められた兄、コーヒーは不服さを隠すようにコーヒーを飲んだ。

パタパタと鳴る幼い子供らしい足音をバックミュージックに、丘の見えるテラスで優雅にティータイムを楽しんでいた王子兄弟は、国民の信頼も厚い優秀な王子達だった。
眼鏡キャラに似合わず武術の得意な弟は、自国の軍の指揮を任されるほどだ。
兄は外交や貿易を一任されており、父である角砂糖王の代行を務めたりもしている。

そんな兄弟はとても仲がよく(年が近い方だというのが関係しているかも知れないが)、よくこうしてお茶をしたり剣の手合わせをしたりしていた。
妹たち姉妹も年が近いので息ぴったりで、手が空いている時間によく遊んでいる。ただ王子兄弟とは大体一回りほど年が離れているので何かと大変だったりもする。

例えば遊びだったり、遊びだったり遊びだったり。幼い子供達はただでさえ元気が良いのに、その上おままごとなどをさせられた日にはたまったもんじゃない。
ダージリンはそれなりに楽しんでいるようだが、コーヒーはどうしてもおままごとだけは好きにはなれなかった。

例えば追いかけっこだとか、楽器を嗜むだとか、そういった傾向ならコーヒーだって大賛成するのだが、いかんせんおままごとは羞恥に耐えられないのだ。
ただ、それでも大事な妹たちなので文句を言わずに付き合っているのだが。
国王も王妃も放任主義なので、おままごとは駄目、追いかけっこは野蛮だとか、そういったナンセンスなことは一切言わない。



***


ネーミングセンスの無さに泣いた。コーヒーがコーヒーを飲んだところはあれですかね、共食いですかね。
しかし改めて冬槻は貴族ものが好きなのだと納得。






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