MEMO | ナノ



▼ キンキンに冷えてやがるっ……!

本当に私はくじ運の無い人間です。
ここ最近。アニキュー効果か排球関連のがちゃがやや一番くじなんかを目にする機会が多々ありました。見かけるたびにグワァと私の中の何かが込み上げてきて気づけばお金を入れているのですが、そのひきの弱いこと弱いこと。
基本どのキャラクターも好きです。そりゃあこれが一番欲しい!とかはありますが、どれが出たって喜びます。

そんな気持ちでやったセブンイレブンの一番くじ。
欲しかったのは黒尾鉄朗のラバーストラップですが、どいつもこいつも可愛いからどれが私の手元にくるかなーと正直余裕をかましていました。
一回目、大地さん。
おお烏野のキャプテン!大黒柱!と喜んだのも束の間。気を良くしてもう一度引きました。
二回目。大地さん。
言葉を失いました。大地さんが嫌いなわけではありません。むしろ大好きです。大好きですが、二連続で、ってありえますか。ラバーストラップだけでもかなりの種類がありました。その上他の賞だってありました。その中で、同じ賞を引き、その上同じキャラクターってありえますか。どんな確率ですか。もしもこれがギャンブルだったら大勝ですが、あいにく私は賭け事はしませんし、他の子だって欲しかったのです。

他にも同じくセブンイレブンでやていたガチャボックスのデスクトップフィギュア。
これも一回目、ノヤさん。
二回目、及川さん。
三回目、ノヤサン。
四回目、及川さん。
五回目、黒尾鉄朗。
ノヤさんと及川さん!
一回目も二回目も「可愛い!嬉しい!」と喜びましたが三回目と四回目には流石に新鮮味もなくなっていました。
ちなみにガチャガチャのそれどれのストラップを繋げてぶら下げることのできるやつでは、まさかのキャラではなくキャラとキャラを繋げるための音駒のユニフォームと猫のやつがでました。いや、まずつなげたいものが出ていないのですが、と泣きたくなりました。これではまるでディアゴスティーニシリーズの専用バインダーだけ貰ったようなものです。収納すべき本来の冊子や資料がありませんよ!という。
そんなこんなで私にはくじ運がないということをここ一か月で嫌と言うほど思い知りました。

思えば昔、銀魂の紅桜篇が収録されているDVDを買ったとき、修羅のエンディングのポストカードがランダムで入っている初回限定特典でも私は似蔵でした。似蔵も好きだけども!でも似蔵!みたいな言い知れようもない気持ちになったことを覚えています。
さらに劇場版紅桜篇を見た時も特典フィルムが一回目、似蔵。二回目、土方。三回目、似蔵。でした。いや似蔵!こっちの紅桜でも似蔵!
さらにさらにその劇場版紅桜編のDVDでの初回特典生フィルムも、もうここまでくると予想がつくと思うのですが、勿論似蔵でした。
これはもう神の思し召しであり、推しメンを似蔵にしろということなのかもと思いましたが、もしそうならば似蔵は原作でもアニメでもさらには劇場版でも死んでしまっていて、もう望みはノベライズ版3Zにしかないという悲しい定。なんというハードモードなのでしょうと枕を濡らした次第です。
アニメ紅桜篇のDVDを買ったのは私が中学生の頃の話ですが、その後激情版、DVDと私の青春には常に似蔵がいたということですね。

このような事例から私のくじ運の無さの証明は立証されるわけですが、ここまできても懲りずにがちゃがちゃや一番くじを見ると銀魂や排球じゃなくともすぐに手を出してしまいます。それを考えるともしかしたら私にはギャンブル好きの素質があるのかもと思います。しかし好きなだけで運はありませんから、実際の賭博ではきっと酷いことになってカイジよろしく地下労働施設に収容されて高額なヤキトリやビールを買っていたことでしょう。冷えたビールに感動してヤキトリをはふはふしていたことでしょう。なので一番くじやガチャガチャなどこうした可愛いものにぶつけられてまだ良かったのかもと思う今日この頃です。





「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -