邪眼一族について





―邪眼一族―

 古(いにしえ)に、『在らざるべき眼にて、人に災ひもたらす。此れ、まさに陰王の遣ひなり。』と伝えられる一族。
 身体の何処か(個人差有)にもう一つの目を持つ。それは邪眼と呼ばれ、それを目にした者はたちまちに死に至ると言う。
 非常に霊力が高く、呪いなど、様々な妖術に精通する。
(中略)
 古来ヒノモトの人間は邪眼一族を蛮族とし、排他してきた。
 それは今もなお色濃く残り、『邪眼掃討推奨法』なる法律すら改正されぬままで今日まで至る。
 ヒノモトの革命以前に掃討戦に応戦していたが、革命以降は邪眼一族は急激に衰退し、すでに絶滅したものと推測される。


.

出典
改・ヒノモト大事典
―人種篇―


- 3 -


[*前] | [次#]

ページ:3/140

しおり