後書き+レス





 紫優様リクエスト、賈栩、張蘇双、諸葛亮夢です。この内張蘇双は以前から紫優様にリクエストいただいています武人夢主の続編となっています。


 まず賈栩夢から。
 夢主に関して、割りとしっかりとした張蘇双の姉、という指定があったのですが、賈栩が尻に敷かれ気味ということから賈栩さんと同じか上くらいの年齢にした方が良いかなと、蘇双が引き取られた先の娘とし、義姉としています。
 ……年下に尻に敷かれるとなると何だか男性が可哀想に思えてしまうのは私だけでしょうか。

 また、割りとしっかりとした、というのをしっかりしすぎて逆に色々と抜けてしまって《割りと》にランクダウン……という風にしたかったんです。双六のゴールまであと一マスだったのに六を出してしまって五マス戻るはめになってしまった的な感覚で。
 蚯蚓(みみず)が大の苦手で畑仕事は絶対に一人でしない、という設定をしたのに全く出なかったと言う……。

 ちなみに、夢主は料理はとても美味しいです。酒飲みで料理をする人は美味い人が多いという説を使ってます。

 賈栩の短編を書くにあたって、賈栩の無感情については必ず触れるべきだということで、その点に重きを置いている感じです。
 何気に賈栩さん、子煩悩になってたら面白いよなあ……。



 次は武人夢主の続編ということで。
 二人が恋人になるこの話が最後となるとありましたので、完結、という意識のもと書いてます。

 普通にくっつけるか、夢主の変人を生かすか考え、後者を選びました。……やっぱり彼女の持ち味なので。
 『え、そうなるの?』となるような風になっていればなと思います。

 あんなに恥ずかしがってたのに、自覚した途端堂々とし始めました。これでまた蘇双が振り回されますね!
 でも趙雲と関羽の苦労を考えると……あははと苦笑いするしかないです。あからさまに脱力するかも。(^^;

 余談なんですが、正直この話を書きながら『くっついたよ、ちゃんと……』などと思ってました。
 今は物凄くほっとしてます。
 夢主は失ってばかりでしたが、これからは得るものが大きいと良いな、と。


 ……最後に諸葛亮夢ですが。
 私だけかもしれないですが、この話では諸葛亮が若干Sっぽい感じがします。

 大まかに指定をまとめますと、猫族と行動を共にする夢主(女将)が幼い頃に出会って以来想いを寄せる諸葛亮と再会するも素直になれず悩む話です。切少なめの甘ほのぼの……になってますかね。

 諸葛亮が夢主のことを覚えているかどうかはお任せでしたので、覚えていることとし、かつ夢主の気持ちにも感づいていることにしました。だからSっぽいのかも……(・・;)

 諸葛亮は、曹操の脅威をどうにかするまでは夢主にそのことを伝える気はありませんでした。しかし本人が悩み続けているので先のことを考えて憂いを消しておこうと動いたのでした。
 あの後夢主は……何をされたんでしょうね。



 お久し振りです、紫優様!\(^o^)/
 今回も企画に参加して下さってありがとうございます。
 そして、私情により作品の更新が遅れてしまい、まことにに申し訳ございません。

 賈栩、諸葛亮、武人夢主と書かせていただきましたが、如何だったでしょうか? 特に最後となるとありました武人夢主については付き合いが長いので、一番楽しく、かつ気合いを入れて取り組ませていただいています。まさかここまで続くとは思ってなくて、リクエストして下さった紫優様には頭が上がりません。少しでも気に入っていただければ幸いです。

 猛暑どころかもう十一月中旬になってしまってますね……長らくお待たせしまって本当にすみません……!
 至らぬことの多い私ですが、これからもどうか生暖かく見守って下さればと思います。

 この度は、本当に、本当にありがとうございました!\(^o^)/



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