後書き+レス





 京様リクエスト、関羽夢三種でした。

 男主夢二種についてはどちらも呂布関係です。本当にただの偶然でした。(^^;


 一つ目は、切甘の男主です。
 金眼と同じく龍脈で生まれた妖を夢主としています。
 関羽と言えば赤兎馬、赤兎馬と言えば呂布、と言った感じで膨らませた結果、あのような話になっています。

 呂布が力を奪いながら殺さずに置いたのはただ色が気に入ったからではなく、この男主が死ぬと呂布が奪った力も消失してしまう性質であった為です。金眼には劣りますが、人界に害を及ぼす程の力は有しています。ただ、非常に温厚なので龍脈で生まれてもそのままたゆたうだけでした。
 それを呂布が見つけ出して引きずり出したのです。

 その果てに、関羽の為に力を使うと言うことを覚えたのは、彼にとっては幸せなことですね。

 ただ……この男主とても素直なので関羽と、関羽が優しくしてあげてと言った劉備以外は絶対に乗せません。

 どちらかと言うと恋人ではなく一生の相棒、みたいになってるような……気がします。(・・;)



 二つ目は男主で狂。
 呂布の弟というまさかの夢主です。

 こちらは呂布によって力を封印されています。
 呂布は弟が自分よりも強い力を秘め、自分以上に残忍な衝動を抱くだろうと考え、殺されない為に封じて徹底的に奴隷であると教育していました。

 それが、夢主自身が壊して実姉を殺し、衝動を関羽にぶつけてしまった訳です。
 関羽のことが好きなのは確かですが、狂気と混ざっていますし、夢主自身恋愛感情を知りません。なので頭の中はぐちゃぐちゃになっています。

 この話は、関羽を殺すことでバッドエンド、彼が自分を殺すことでグッドエンド、という風に私は捉えています。どちらに運んでもどちらも報われないですけど……。



 そして、三つ目。関羽双子の仲良しほのぼのです。
 お互いに言い寄る、或いはお互いが想いを寄せる相手の牽制、ということでした。

 夢主……激しいシスコンな上に裏表がはっきりと分かれてます。関羽とはまるで違うけど、芯の部分ではよく似ている双子を目指した結果、だいぶ難がある子になりました。しかもそんな子が諸葛亮を好きになると言う……。(^^;

 関羽と夢主では牽制の仕方に差をつけています。夢主は暴力に走り、関羽はただ妨害して独り占めにする、といった風。
 ただ、産まれた時から一緒にいる大事な双子を他人に盗られたくない気持ちは一緒です。



 こんばんは、京様。
 企画に参加して下さいまして、本当にありがとうございます。
 また、こちらの事情により更新が遅くなり、心より深くお詫び申し上げます。

 優しいお言葉に、胸がポカポカしております。
 また、リクエストしていただいた作品も楽しんで書くことが出来ました。赤兎馬の話は特に。
 作品を通して、少しでも京様に感謝の気持ちが伝わればと願います。

 京様の応援、とても嬉しいです。これからより一層頑張って参りますね!

 この度は本当に、ありがとうございました。



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