後書き+レス



 真守様リクエスト二つ目、一つ目の続編です。
 一つ目の影響で、こちらも切なさが出てしまっています。読み比べると、どちらかというとこちらが切甘で、一つ目が甘になっている気がします……。
 劉備の金眼を話に織り込むと、どうしても切ない部分が出てしまうのは仕方がないのですが……甘々なエンディングを書こうと、一つ目書いてる時に決めてたんだけどな。(・・;)

 夢主の設定も、切なさを助長してしまいましたね。照れも無くこちらが恥ずかしくなってしまうような甘い惚気を言える子なのですが。

 この話では夢主が金眼の力を殺し、劉備を救っています。
 それにより力を失い、普通の盲目の女性になってしまいました。そのことと、結局は巫としてだけではなく自分の為だけに力の全てと己の生命力を使って金眼を消滅させたことを気に病んでいます。それを猫族の中では隠して、気丈に振る舞っています。

 けれども劉備の側にずっと一緒にいたいと今でも心から願っています。
 恐らくは劉備よりも、強く深い愛情を持っているんですね。

 劉備も猫族も、本当に彼女を責めるつもりは全く無いので、これからは夢主として幸せに暮らしていけると思います。心の中のもやもやは劉備が払拭してくれるでしょうから。
 ちなみに、メールの内容にて可愛い劉備が好きとありましたので作中で劉備に転んでもらっています。おまけに身体は幼いままです。

 そして最後に。
 曹操は完全な悪役になってしまいました。
 ……ですが、曹操が夢主に酷い仕打ちをしたのは、彼女が曹操の過去と血について力で知ってそれを突き付け猫族から手を引くように強要したが故のことです。



 真守様、初めまして!
 企画への参加、本当に光栄です。

 リクエストの方、如何だったでしょうか?
 お気に召していただければ幸いです。

 一日ではらからを読破されたのですか!? 二百ページ以上だった筈ですが、情報量の方は大丈夫でしたか?
 本当に、大変だったでしょうに……。(・・;)
 でも、それだけ気に入っていただけたということは、とっても嬉しいです。ありがとうございます!!

 この気持ちが作品を通して真守様に届きますように願います。

 ありがたいお言葉、恐れ入ります。
 真守様の言葉を励みにこれからも頑張って参ります!(^O^)/

 この度は、まことにありがとうございました!



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