混血の性
2015/05/27 13:47


※Yの7のちょい後
※会話のみ、デフォ名






「……そう言えばさ、鯨さん。あの酸与に何かした?」

「何も。その前に逃げられたからな」

「ふうん? ……じゃあ、何でだろ」

「分からん」

「……イサ殿。不服そうに見えるが、酸与に何か、」

「いえ、何もされていません。殿下にご心配いただくような、大それたことではありません。ただ、惜しいと思っただけです」

「惜しい?」

「大型の妖を解剖するなどと、滅多に無いことですから」

「あ、酸与が逃げた理由分かった気がする。ってか今うち酸与に同情しかけたわ」

「……オレもだ」



○●○


 魔女と邪眼一族は知識欲が異常に強く、人間らしくなってきた鯨もそれは変わってません。

 酸与は鯨の目に危険を察知して逃げたのでした。

 書く場面が無さそうなので、こちらにアップ。



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