尻尾。
2015/01/23 14:02

※会話のみ、夢主デフォ名
※もし夢主に尻尾があったら。



「……」

「姉貴、見すぎだって」

「だ、だって……あれ」

「いや、確かにふさふさな尻尾があるけど。触り心地良さそうだけど。誘うように揺れてっけど」

「……彼女、本気で怯えてるんだってそろそろ気付きなよ」

「え? ……あっ、ごめんなさい幽谷――――待って、逃げないで!」

「あーあ……」

「姉貴……」

「だ、だって仕方ないじゃない! 劉備がもふもふ触ってるの見てたら気持ち良さそうだなーって……」

「確かに気持ち良かったけどね。幽谷の尻尾」

「蘇双触ったの!?」

「本人と周泰に許可を取った上でだけどね。敏感らしいからすぐに止めた。って言うか、張飛も触ってたじゃん」

「あー、あれ虫付いてたから取ってやっただけ。周泰が言うには、汚れたりしても案外気が付かないんだと」

「……っず、狡い……!」

「や……狡いとかじゃなくて、単純に関羽がちゃんと距離感を間違えなかったらこうならなかったよ」

「う、うぅ……!」



●○●

 最初、狐狸一族には尻尾付けようかなと思ってたんですが、夢主のスカートが尻尾でめくれ上がると大変なことになるのですぐさま却下。
 あとあった場合に周瑜に触られるかもしれないと思うと嫌でした。周瑜の扱いは酷いですが本当に好きなんですよ、彼のこと。諸葛亮と同じくらいに。



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