【5章】


夢子たちの拠点となってる城。
そこは広くて一人ずつ部屋がある。
日本のアパートでは2LDKでひとつの部屋は夢子、
隣の部屋に剣士男子6人が住んでいた。
あの窮屈な部屋に比べたら相当出世してる感が半端ない。
夢子が今使ってる部屋ですらアパートの全部屋より広い。
夢子は洗面台で顔を洗った。
そして鏡を見る。

夢子「そういえば私も髪の毛紅くなったけどあの時戦った沙羅もだったな。
      あれもこれも何か関係あるのかしら?まあ…深く考えなくてもいいっか。」

夢子は部屋からでた。長い階段が続いている。
下へ下へと足を進める。すると降りるにつれいい匂いがしてくる。

夢子「…そういえばお腹空いた‥ご飯誰かが作ってるのかな?」
ピット「あ、夢子!」
夢子「ピットくん!」
ピット「今リンクが朝ごはん作ってるよー!一緒にたべよ!」
夢子「うん!私お腹ペコペコ!」


ピットに連れられ夢子はダイニングへ行った。
大きなテーブルに剣士達が座っている。
ピット「夢子連れてきたよ!」
マルス「夢子…その恰好は…」
夢子「あ、ああこれ…昨日着たまま寝ちゃったんだっけ。」
マルス「凄く…良い…。」
ピット「あー!おまるす鼻血出してる!ほんと変態だよね〜」
アイク「…食事前に何してんだお前。」
シュルク「でも、確かに刺激的な感じがします…」
ルフレ「フフ、僕がデザイン考えたんだよー?
    良いでしょ、脚なんかチラ見せでエロくて。って…あれ?
    脚なんで包帯巻いてるの?折角生足がセクシーだったのに。」
夢子「恥ずかしいから隠したの…ニーソとか無いんだもん。」
マルス「でも、それはそれであざとくて僕好きかも!うーんたまんない…」
ルフレ「ちょっと、僕の夢子をイヤらしい目で見ないでくれるかい?
    例え英雄王でも許さないよ?」
シュルク「あ、食事できたみたいですよ。ご飯食べて落ち着きましょう。」



リンク「はーい、完成しましたよ。スープとサラダとパンケーキ!」
夢子「わぁ!なんか日本で作ってたのと少し違うわね?」
リンク「食材が違いますからね〜味も変わってるかと。」
夢子「わーい!いただきますー!」

パクッ

リンク「どうですか?違うでしょ?」
夢子「ほんと、なんか違う!異世界料理私好きかも!」
リンク「貴女の為に毎日作りますよ、そして食事だけではなく俺の事も好きになってくださいね。」
ルフレ「毎日はダメだね。僕も作るから。」
リンク「貴方は草刈りしてルピーでも集めてください。」
ルフレ「それは君の家業でしょ?」
夢子「また喧嘩するの‥」
マルス「喧嘩するほど仲が良いってやつかい?」
リンク・ルフレ「「それは絶対ない。」」」
マルス「その割に今も息ぴったりだけどね…」
ピット「パンケーキにこのベリーソース掛けたらめっちゃ美味しいー!」
アイク「俺はシンプルに蜂蜜派。」
シュルク「一方は争って一方は普通に味わってる…なんだろうこの光景。」

【いいね!!】

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