50
夢子「此処が人参畑!?凄く広い!!」
夢子は人参オジと動物たちの餌になる人参が育てられている畑に来た。
本当に動物園のすぐ近くに隣接している。
人参オジは夢子に早速命令した。
人参オジ「じゃあまずはココから直線に真っすぐ採ってネ!
そうだナァ…100本は採ってもらわないと。」
【50=ここ掘れわんわん】(キモ男注意)
夢子「100本ですか…頑張ってみます。」
夢子は人参を掘り始めた。
土が意外と固い。先日の雨のせいだろうか。
夢子は一生懸命人参を抜いていく。
すると、人参オジは夢子の後へと移動した。
夢子の動きを監視している様だった。
でも、ただ監視しているわけじゃなかった。
この人参オジ…
実は夢子の背後にまわって夢子のパンツを見ていたのだ。
彼女は今日スカートを着ている。
当然ながら短めの奴を。
だから人参を掘る姿勢になると背後にさえまわればスカートの中を覗きたい放題というわけだ。
夢子はふれあい広場の動物たちのためとそんな事気にせず一生懸命人参を掘っていた。
人参オジはチラチラと見えるお尻と太ももを見てニタニタしていた。
暫くして人参は100本以上掘ることが出来た。
夢子は泥まみれになっている。
夢子「…終わりましたよ。これで良いんですよね?」
夢子は鞄からハンカチを出すと手を拭いながら人参オジに言った。
人参オジは一瞬股間をモゾモゾしていたが、すぐに夢子に命令する。
人参オジ「だっ、ダメ!全然ダメだヨ!!今度は人参を洗う作業だヨ!!」
夢子「でも私…友達が待ってて…」
人参オジ「あれー?いいのかナ?動物たちお腹空かせて君のせいで餓死しちゃうかもよ?」
…デタラメだ。
それでも夢子は歯を食いしばる。
夢子「…わかりました、洗えばいいんですね。水道は何処ですか?」
人参オジは更に企み始めた。
このチー牛やりおる。
人参オジ「人参はね、綺麗な水でしか洗っちゃいけないんだヨ。
奥に湧き水のある川があるから、そこで洗うんダヨ!!」
夢子「…はい。」
夢子は今度は人参を洗うようにと人参オジに攻め立てられた。
仕方なく人参を洗う夢子。
すると、人参オジは閃いた。
そして…
人参オジ「ああああっ!!!石につまずいちゃったんダナ☆」
バアシャアアアアアアンッ!!!
人参オジはわざと転んで湧き水の水しぶきをあげさせて夢子に水を被せたのだ。
夢子「キャアアア!?」
夢子はびっくりして悲鳴をあげた。
もう、洋服はびしょ濡れになっていた。
夢子「ああ…もう最悪…何でこんな…」
人参オジ「ごめんネ?でも君が悪いんだよ?動物たちの為なんだから頑張らないとネ?!」
夢子(…この人…何か変じゃない…?)
疑問に思いながらも夢子は人参を洗い続けた。
濡れた夢子の白のブラウスは透けて下着が薄っすらと見えていた。
人参オジの狙いはそれだった。
またもや夢子の後で気づかれないよう股間を弄っている。
夢子は最悪な状況の中、人参を全て洗い終えた。
夢子「終わりました。じゃあ私はこれで…さようなら。」
人参オジが慌てて夢子を引き留める。
鼻息を荒くしてこのオッサンは味を占めていた。
人参オジ「そんなに濡れて、風邪引くから服を乾かせばいいヨ。そこに小屋があるから‥‥」
夢子「…変。」
人参オジ「ほひ?」
夢子「何か貴方変ですよ。さっきから…気づいていないとでも思ってるんですか?!」
遂に夢子がキレた。
散々な目に遭って折角の休日が荒らされて相当怒っている。
人参オジ「そ、そんなに怒らなくてもいいんじゃないカナ?元々は君が悪いんダし。」
夢子「もうこれ以上の事はしませんからね。私だって予定があるので。じゃあ。」
夢子は動物園へと戻る道を進もうとした。
すると人参オジが手を引っ張ってきた。
人参オジ「待ってヨ!も、ももももう少し僕とお話を…」
夢子「嫌です!警察呼びますよ!?」
人参オジ「むむむ…格なる上は…」
人参オジは夢子を無理やり引っ張る。
夢子は驚いて抵抗する。
夢子「嫌!離して!」
人参オジ「君と僕は神から与えられえた運命に…」
夢子「何ですか貴方!?」
人参オジ「そうだ、これはお告げダヨ!!運命のふたりのお告げ!!」
夢子「嫌!!やめて!!」夢子はやっとのことで人参オジの手から逃れられた。
ヒョロガリなチー牛の力は大したことなかった。
でも夢子はパニックで冷静さを失っていた。
そして
動物園とは真逆にある山道へと逃げてしまったのだ。
夢子は必死になって走る。
その後ろ姿を人参オジは舌なめずりをして見ている。
人参オジ「…その山道は迷いやすいんダヨ?山を熟知していないよそ者が果たして無事出られるカナ?フヒヒヒヒ…」
人参オジは狩りモードになってしまった。
不気味な眼鏡のしたで笑う目が最高に気持ち悪い。
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