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目の前にスマブラSPのFE勢ファイターの
「ルキナ」「カムイ」「クロム」「ロイ」が部屋に立っていたから。
 



【67】


夢子「はぁ…またこの展開…。何度目なのよ…」
ルフレ「やあクロム!君もこの世界に来ちゃったんだね!」
クロム「どうなってるんだ?このメンバーで大乱闘してたら
    急に謎のブラックホールに吸い込まれて…気が付けばココだ。」
ルフレ「ここは日本と言って僕らの住んでた世界とは違うんだよ。」
クロム「お前最近見かけないと思ったらここに居たのか。
    まあ、おかしいなとは思ったが」
ルフレ「うーん説明するの面倒だなぁ。どうしたらいいかなぁ。」
夢子「ルキナさんとカムイさん…!(キラキラ)」
困り果ててるルフレの横で目を輝かせる夢子。
ルキナ「一応自己紹介しましょうか。私はルキナ。
    英雄王マルスを語ってた時もあったけど…
    今はお父様から頂いたこの名前で頑張ってます。」
カムイ「私はカムイと申します。もうびっくりですよ。
    突然景色が変わっちゃって…ここはスマブラの世界じゃないのですね?」
クロム「俺はクロム。イーリスのクロム自警団をしている。
    今はスマブラの世界でファイターだが‥よろしくな。」
ロイ「僕はロイ。軍の指揮をしていました。
   同じく現在はスマブラのファイターです。よろしく。」
夢子「ルキナさんとカムイさん、超美人!
      こんなに美しい人私初めて見ましたよ!」
ルキナ「本当ですか?‥そんなに褒められるとなんだか照れます…」
カムイ「貴女のほうが十分美人さんですわ。
    あ、そういえば貴女のお名前まだ聞いていませんでしたね?」
夢子「私は夢子っていいます!ああ、このむさくるしい男ばっかりだった空間に
     可憐なお花が2輪咲いて…なんか色々感動…!」
クロム「他の連中もお前と一緒にいるのか?」
ルフレ「うーん、リンクとピットとマルスとアイクとシュルクも一緒だったけど
    君たちと入れ違いになったみたい。元の世界に帰ったよ?
    まあ夢子もいるしすぐ帰ってくるだろうけどね…残念だ。」
ルキナ「マルス様も来ていたのですか…お父様、これはちょっとした事件ですね。」
クロム「でもまあこの世界…ニホン…だったか?
    こうして来たのも何かの縁だ。色々と見てみたいな。」
ルフレ「ああ、僕の折角の夢子ヒトリジメ大作戦が…!」
クロム「ほほう、あんなに女っ気のないあのルフレが…な。
    ここで楽しくやってるみたいで俺は嬉しいぞ。
    ハハハ、成長したな、ルフレ!」
ルフレ「その保護者みたいな言い方やめてくれないか…。」
クロム「ハハハ。こう見えて俺はお前を頼ってるんだ。
    我が軍の誇りの軍師だしな!」
ルキナ「お父様の言う通りです。貴方には才能があると思いますよ。」
ロイ「それにしても日本というのは変わった世界ですね。建物とか凄い滑稽な‥」
ロイは部屋の窓から外を見て驚いていた。
ルフレ「そう?僕もう慣れちゃったなぁ。ほぼここの住民と化してるし。」
夢子「あ、外出るなら皆鎧脱いでね…コスプレ集団だと思われるから。
      でも、ルキナさんとカムイさん、私の服合うかな…」
ルキナ「大丈夫よ、この際どんな服でも構わないです。」
カムイ「そうですよ、夢子さんお洒落な方とお見受けしましたし。
    きっとお洋服のセンスも素敵だと予想しましたわ。」
夢子「褒められるようなものはないけどね…」
ロイ「僕たちはどうしましょうか。」
夢子「ダークにぃにはいつも迷惑かけてるけど、仕方ない。
      私の兄の服良かったら着てね。」
クロム「ああ、助かる。しかしルフレ。お前もここに相当馴染んでるな。
    その服装初めて見たがなかなかだと思う。」
ルフレ「僕体質が少し変わってるみたいで、真夏でもコート着ちゃうんだよね。」
クロム「まあ祖国でもそんな感じだったからな…お前相変わらず変わらんな。」
ルフレ「それ、褒めてるの?」
クロム「好きなように捉えてくれ。」







新しく我が家に加わったFE勢のお着換えタイムが終わった。
ルキナは水色のショートパンツに青いトップス。カムイはクリーム色の花柄ワンピース。
クロムとロイは黒の置いて行った服を適当にきている。


夢子「わああああ!ルキナさんとカムイさん素敵過ぎる〜!
      こんなに美人な人今まで見たことないですよ!?
      やっぱり王族だし元々気品あって素敵…!」
ルキナ「そんなに褒めてくれるの夢子さんだけですよ。」
カムイ「夢子さんのチョイスが良かったんですわ。」
クロム「‥‥俺こんな格好初めてなんだが。」
ロイ「僕もです。なんか新鮮ですね。」
ルフレ「君たちも服装変えただけなのに超日本に溶け込んだ感じするよ。」
クロム「しかし、これから俺たちどうすればいいんだ?」
ロイ「戻る方法、あるんですよね?」
ルフレ「帰ろうと思えば帰れるんじゃない?リンク達戻ったし。
    と、いうか…僕と夢子の新婚生活を邪魔されたくない。」
クロム「おお!?お前たち…結婚してたのか!?」
夢子「違うわよ!ルフレが勝手に先走ってるだけで…」
クロム「この世界は素晴らしいな、こうやってルフレも思い人に出会えた。
    俺は感動したー!!!(ぶわあああ)」
ルフレ「そんなに泣くなよクロム。それに…もうすぐ子供も出来るんだ。」
夢子「はぁ?!ちょっとルフレ…子供って…話が進みすぎて…聞いてない…」
クロム「まさかそこまで進展あるのか!」
ロイ「子供とは…めでたいですね。」
ルキナ「夢子さん…貴女、軍師とそういう関係なの!?」
カムイ「基本は真面目、でもどことなく裏があるあのルフレさんと…」
ルフレ「まあね、一線超えt‥‥」
夢子「その話はダメ!」
ルフレ「あ、そっかそっか。秘密だったね。めんごめんご。」
クロム「まあめでたい話が聞けて俺は良かった。
    しかしこの世界も少し楽しみたいな。」
ルフレ「君たちも少しの間ここに居たら?毎日が発見ばかりで楽しいよ。
    まあ、僕は夢子とふたりきりが一番なんだけどね。」
ロイ「ルフレ、なんか変わりましたね。なんか生き生きとしてる感じがします。」
ルフレ「そう?僕は至って普通だと思ってるんだけど。」
ルキナ「私もここでショッピングとかしてみたいかも。」
カムイ「いいですわね!女子会しましょうよ?夢子さんとルキナさんと私で!」
夢子「わぁ…!それは夢みたい!是非一緒に遊びましょー!」
ルフレ「クロム、君に伝えなきゃいけない事があるんだ。後で話できる?」
クロム「ん?ああ、別に構わんが。」


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