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【66】






夢子とルフレは山から無事帰還し
家路に辿り着いた。
玄関を開けるとわたあめが飛び出す。
尻尾を振りとても喜ぶわたあめ。
しかし家の中は静かだ。


夢子「あれ、リンク達帰ってきてない?!
      もしかして私たちのこと探してるのかな。」
ルフレ「うーん、そうじゃないみたいだよ。このメモ。見て?」

机に一枚の紙きれがペンと共に置かれていた。

【マスターに邪竜の件を離すために一度元の世界に戻ります。
 これを見てるという事はふたりとも帰ってきてるって予想ですが
 ルフレ、くれぐれも夢子さんに変なことしないでくださいね。
 もしも何かしたら…叩き殺す(はぁと)】



ルフレ「ふむ、見た感じリンクの殴り書きの字だね。
    馬鹿だよね、僕らはもうとっくに一線を超えた仲なのに。
    ざまぁみろって心底笑っちゃう。」
夢子「リンク達帰ってしまったんだ…
     ちゃんと戻ってくるよね?」
ルフレ「大丈夫さ、回線さえ安定してればすぐ来れるよ。」
夢子「そうだ、スマブラSPまだ買ってなかったから
      今買いにいってもいい?」
ルフレ「僕も一緒に行くよ!デートしながらゲームショップ行こ♪
    ふふふ、君を独占出来て僕は本当に幸せ者さ!」」








夢子は無事スマブラSPのソフトを購入できた。
発売から少し経ってしまっていたがやはりスマブラ。
在庫が少なくて店頭で驚いた。

夢子「さ、ルフレ。私の対戦相手お願いできる?」
ルフレ「まかせてよ!僕はゲームの操作だって上手いんだ!」
夢子「私だって初代からやってるもん。負けないよー?
      じゃあ早速スイッチとソフトを準備して…電源っと。」




スイッチの電源を入れた途端
いつの日かと同じような停電が起きた。
慌てる夢子。
ルフレがブレーカーをあげる。
すると部屋の明かりが灯る。


安心した夢子・・・のはずが
安心するのは早かった。
目の前に起きてる現象に言葉が出ない。
でもこの展開は少し慣れてきた夢子。
慣れるという言葉が一般人には理解できない慣れ。
それはそのはず。







目の前にスマブラSPのFE勢ファイターの
「ルキナ」「カムイ」「クロム」「ロイ」のFE勢4人が部屋に立っていたから。

【いいね!!】

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