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【57】
※この章から後もしばらくルフレ夢です。










夏休みになり学校は休校。
夢子と剣士組達はやることが無く家でダラダラと過ごしていた。
夢子「ああ、こんな事なら部活入っておけばよかったかなぁ。」
リンク「ダメですよ!そんなことしたら夢子さんと一緒に居られる時間
    半減するじゃないですか!…俺は嫌です。」
夢子「そういう問題なの…?」
リンク「大問題です。」
ルフレ「君の気持ちわからなくもないけど夢子を束縛するのは良くないよ。」
リンク「そういうつもりじゃ…俺はただ彼女と一緒に居たいだけです。」
ルフレ「ふぅ、君はまだまだお子様だね。」
リンク「なんですか‥(イラッ)」
ルフレ「何?文句ある?(イラッ)」
ピット「もーまた喧嘩しそうだよこの人達。」
マルス「ま、僕はもう慣れてきたけどね。」
シュルク「日常になってきたことが恐ろしいですね。」
アイク「それにしても、この部屋…暑すぎないか?」
夢子「それよ…今の一番の問題。
      この部屋にはクーラーという神アイテムが存在しない…」
わたあめ「くぅん・・・。」

そう、夢子宅にはこんなに大勢住んでるのにも関わらず
エアコンの設備が無いのだ。
7人で1つの扇風機を奪い合ってる状態。
夢子「これは…完全に計画ミスだわ。私一人ならまだしも
     熱気を帯びた男子がいるから余計…暑い…」」
リンク「今からエアコンの注文しても設置に1週間はかかりますね。」
ピット「僕そんな長い間待てないよー!僕溶けちゃう!」
マルス「何かいい方法ないかな?」
アイク「ガリガリ君食いたい…。」
シュルク「そうだ、いっその事この家を抜け出すのはどうでしょう?」
夢子「どういうこと?」
シュルク「この間家のポストに入ってたこの紙。見てください。
     ほら、ここ。」
夢子「なになに?『〇〇山で無料キャンプ体験ツアーあります。
      人数無制限誰でも参加OK』…と。」
シュルク「この際皆でキャンプなんてどうでしょう?って思ったんですが…
      やっぱりダメですかね?」
夢子「おお、それいいかも!このまま家で溶けているよりよっぽどいいわ!」
リンク「アウトドアってやつですね!」
ピット「おお、楽しそうじゃんー♪」
マルス「山なら家より涼しいし面白そうだね!」
アイク「マシュマロ持っていこうか…焼きマシュマロうまいから。」
夢子「じゃあ決定ね!早速
電話して予約確認してみるね!」



【いいね!!】

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