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夢子は再び騒がしい日々の生活を取り戻そうとしていた。
今日は休日。剣士組達とわたあめの小屋を手作りしていた。
簡易の寝床は今まであったがわたあめの成長に合わせて、だ。
夢子「ほんと…夢見てるのかなって今でも思うなぁ。
      騒がしかったり静かになったり、また騒がしく…。」
リンク「どうしました?」
夢子「うーんやっぱり私は今の暮らしのほうが安定してる!」
ルフレ「それって僕たちと一緒にいるのが心地よいって事でしょ?」
夢子「まぁ…ね!」
リンク「俺と二人きりならもっと心地よいと思いますけどねぇ。」
ルフレ「君の言葉にはいちいち裏がある感じがして僕は嫌。」
ピット「夢子ー!水色のペンキ買ってきたよ!」
マルス「これめっちゃ重かったんだけど!」
アイク「筋力不足だな。」
マルス「ぬぬ…細身でも僕は魅力があるんだぞ!
    さっきもすれ違った女のコ達と写真撮ったもん!」
ピット「あ〜この世界の自撮りってやつ?」
リンク「自撮りなら俺得意になりました。
    シーカーストーンで撮りまくりましたし。」
マルス「あれは…君の場合まず撮り方が変態だもん。自分ばっか撮ってるんでしょ?」
夢子「?」
シュルク「そういえば夢子さん、スマブラもそうなんですけど
     僕たちがこの世界に戻ってきたことによって
     世界のゲームの歴史はバージョンアップされたはずですよ。」
夢子「ますます凄い事になってきたわね…私混乱しちゃう…。」
リンク「俺と一緒にゆっくり学びましょう。手取り足取り…(ニヤリ)」
ルフレ「君さ、バージョンアップした後くらいから更に手癖酷くなってきたよね…。
    なんかワイルド差がより一層増して‥変態感も増した。
    ますます夢子とふたりきりなんかにさせれない。」
リンク「貴方だって怪しい本買ってきたと思えば更に怪しい薬なんか作って…
    あれ夢子に飲ます気なんでしょう?させませんけどね。」
ルフレ「ああ、あれはただ僕に夢中になるための大事な処方薬だよ。
    体に無害、100パー安全だし!」
夢子「ルフレ…貴方…今さらっとやばい事言わなかった?!」
ルフレ「僕印の合法薬ですから、全然大丈夫(ニッコリ)」
リンク「やはり貴方とは仲良くなれそうにないですね。」
ルフレ「そうだね。僕も同感だよ。」

リンクとルフレの間に火花が飛ぶ。(バチバチバチ…)

ピット「コラー!そこ!喧嘩すんなー!
    わたあめの小屋づくり全然進まないじゃないか!
    僕これ終わったらクレープ食べに行くんだから〜」
マルス「僕は商店街のほうで新しく出来たタピオカミルクティー飲みに行く!」
アイク「タピ…なんだそれ?」
マルス「ええアイク知らないの?この世界の言葉でタピるって言うんだよー!
    フフ、やっぱこういうお洒落なものって僕に似合うよね〜」
ピット「でもさ、ほんと日本って美味しいモノいっぱいだよね!向こうじゃありえないもん!」
シュルク「確かに日本の食文化には脱帽モノですね。日本人は味覚が繊細ですし。」
リンク「でも俺の手作りのほうが絶対美味しいです。   
    どうやって夢子さんの胃袋をつかむか研究しまくりましたから。」
ルフレ「それは僕も一緒。夢子の喜ぶ顔を想像しながら料理作ると美味しくなるし!」
夢子「あはは、二人ともそんなに私にご飯食べさせたかったの?」
リンク・ルフレ「勿論!(です)」
夢子「ふふ、ありがとう!」
夢子は美女スマイルを二人にし返した。
するとリンクとルフレは身悶える。
リンク「夢子さんの今の笑顔で俺は白米100杯食べれます!」
ルフレ「やっぱり夢子はカワイイ…僕は200杯いける。」
リンク「じゃあ俺は500杯。」
ルフレ「1000杯いける。」
シュルク「ちょ…どんだけご飯食べる気ですが‥その前にお腹破裂しますよ…」
ピット「もー全然作業進まない!!」




【いいね!!】


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