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今日は12月6日

夢子は朝から騒いでいた
いつもより2倍の時計のアラームの音を鳴らす。



ジリリリリリリ!!!




夢子「朝がきたあああああああ!」

夢子の隣の部屋で寝ていた男性陣もこの音に驚き目を覚ます。


ピット「うわあ!何この音!!」
夢子「ピット君おはよ!」
リンク「夢子さん、どうしたんですか?そんなに大きなアラーム鳴らさせて…。」
夢子「この日を待ち続けていたのよー!」
リンク「そういえば今日は確か…」
夢子「そう!その確かよ!早速ゲーム店に直行しなきゃ!」





そう、
今日はスマブラWiiUの発売日である。
夢子はそれで朝から騒いでいるのだ。



リンク「あ、俺も一緒に行きます!」
夢子「急ごう!きっと列になってるから!」
ピット「いってらっしゃーい!僕はもうちょっと寝とく!」








ー某ゲーム店ー



夢子「うわーやっぱ並んでる!!」
リンク「スマブラって人気なんですね。」
夢子「3DSもだけどWiiUも凄い人気ね!」




ざわざわ・・・



と、突然列が騒ぎ出す。



夢子「…?どうしたんだろ?」
リンク「…さあ…。」

すると並んでた客の一部がリンクに話しかけてきた。


客A「あの…もしかしてリンクのコスプレですか?!」

夢子「…はい?」

客B「私服なのにそっくりですね!こんなにカッコイイリンクのコスプレ見たことないですよ!」
客C「写メいいですか!?」
リンク「…はあ…。」



夢子(…まさか本物とは誰ひとり気づかないわね。)



客A「握手もいいですか?」
リンク「…どうぞ。」



ゲームショップ店員「次の方ー!」

夢子「私達の番よ!」
リンク「それじゃあまた今度機会があれば。」

ニコッ


客「「「キャー!」」」



夢子「貴方ここでも凄い人気ね!」
リンク「安心してください。皆じゃがいもですから。」
夢子「あはは…。でもようやくこの手にスマブラが…!んー嬉しい!」
リンク「3DSとは違うんですか?」
夢子「やっぱTVゲームだから高画質ね!あとステージが3DS版とじゃ変わるかなー
     キャラクターは変わらないみたいね。他にも色々出来ることが…。」
リンク「じゃあ俺もかっこよく映るんですね。」
夢子「そうだねー!でも実物が何よりもカッコイイし!」
リンク「今俺のこと褒めてくれましたね?」
夢子「そ?」
リンク「夢子さんにそう思われてるだなんて嬉しい限りです!」
夢子「きっと私の立場になれば誰だってそう思うわよ!」
リンク「俺は夢子さんじゃなきゃダメです。」
夢子「またそんな事言って…。でも良かった!無事買えて!」
リンク「家に帰りましょうか。」
夢子「うん!」






【いいね!!】

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