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翌朝ー・・・


夢子達はいつもどおり学校へ登校した。
通学路で沙羅と会う。


沙羅「夢子、おはよ!」
夢子「おはよう沙羅!」
沙羅「あら?貴方達どうしたの?!」


沙羅は体中に絆創膏を貼ったリンク達をみて驚く。


リンク「いや…ちょっと転んで…。」
ピット「そ…そそ!坂で転んじゃっただけだよ!ね?」
マルス「全く、僕の美しい顔が台無しだよね?」
アイク「沙羅、心配してくれてありがとうな。」
沙羅「そうなの?まあ、いいけど…。
   夢子、熱はもう大丈夫なの?」
夢子「うん、もう平熱に戻ったよ!」
沙羅「そう…良かった、夢子が元気になってくれて!!!」
夢子「そうだ沙羅。私いい事思いついたの!」
沙羅「なに?」
夢子「今週の日曜日、私の家に来てくれない?」
沙羅「別にいいけど…何かあったの?」
夢子「今はまだ何も。まあ、楽しみにしてて!」
沙羅「ふーん、じゃあそうさせてもらうわ!」








一通りの授業が終わって、放課後になった。
夢子と沙羅はまたあのクレープ屋さんにいた。
夢子「んー!ここのクレープまじハマりそう!!!」
沙羅「そうでしょ?私の目に間違いはなかったわ!
   …そういえば、黒さん、元気?」
夢子「うん、元気よ!この間会ったばっかりだし。」
沙羅「…私、今度黒さんに会いたいんだけどー・・・ダメかな?」
夢子「ダークにぃ喜ぶよ!ぜひ会ってあげて!」
沙羅「ありがとう夢子!…うふふ、楽しみだなー!!!」
夢子「沙羅って、ダークにぃの事話すときとても幸せそうね?」
沙羅「そ…そう?」
夢子「なんていうか、とても嬉しそう!」
沙羅「あはは、そうかな?」
夢子「さて、今日はそろそろ帰るねー!」
沙羅「またね!」








家に帰るとリンク達が自由に過ごしていた。


ピット「あ!夢子おかえり!」
夢子「ただいま!」
リンク「またクレープ食べてたんですか?」
夢子「あはは、バレた?」
ルフレ「ほどほどにね。夕飯食べれなくなっちゃうよ?」
夢子「はーい。」


夢子はスマホを取り出すと何処かへ電話をかけ始めた。


夢子「あ…もしもし?ダークにぃ?
     私だけど…今週の日曜日、私の家に来れない?
     …うん…そう!…わかった!じゃあ日曜日に!」

夢子は黒と話ていたようだ。
会話が終わり、スマホの電源をきる。




リンク「お兄さんですか?」
夢子「そう!今週の日曜日、BBQしようと思って!」
ピット「いいねー!僕BBQ大好き!」
夢子「って、そういうわけだから。
     これからデパートに行きますー!」
リンク「早速準備ですね!」
夢子「そそ!はい!制服から着替えて!行くわよー!」



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