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強盗達はリンク達に指示をした。



ピット「リンク…どうするの?」
リンク「…仕方がありませんね。言うとおりにしましょう。」


リンク達は地面に伏せた


強盗A「そうそう素直にしな。
   …やっとお前に復讐できるぜ…!オラッ!!!」


ドカッ!

リンクは強盗に蹴りを入れられた。
鈍い音が響く。


夢子「リンク!!!!」

もう一度蹴り上げる強盗


ドカッ!

リンク「くっ・・!」

夢子「いや…嫌だ…なんて酷いことを……!!!」
強盗B「お前ら3人も仲間のようだな。お前らにもお礼してやるよ!」

今度は無防備なピット・マルス・アイクが強盗達に蹴られる。

ドカッボコッバキッ!!!


夢子「嫌だ…皆…!私はどうなってもいいから彼らには何もしないで!!!」
強盗A「仲間思いなんだな…だが、もう遅い。そうだ、今日持ってきた特別なモノ、今から見せてやるよ!」


強盗はポケットから何かを取り出した。



夢子「銃…!?」
強盗A「そうだ、闇市場から特別に入手したレアなモノだ。
   あの時の腕の痛み、倍にして返してやろうと思ってたんだ。」
夢子「お願い…やめて!!!やるなら私を撃ってよ…!!!」
強盗B「おっと、それは出来ない頼みだな。お前はこいつらを消した後のお楽しみなんだからよ!!!」
強盗A「それじゃあまずはお前からだ。」


強盗はリンクも前に立った。
そしてリンクの頭を足で押さえ、銃を構える。

強盗A「あばよ、天国にでも行ってきな!」














夢子「やめてええええええええ!!!」













リンク「今です!ルフレ!シュルク!」








リンクが突然大きな声をあげた。
すると次の瞬間ルフレの声が聞こえた。






ルフレ「トロン!!!」











次の瞬間トロンがナイフを夢子に突き立てている強盗に当たる。











ビリビリビリ!!!ドカーン!!!


強盗は吹っ飛ばされる。



夢子の元にルフレとシュルクが現れた。
二人は夢子の縛ってある粘着テープを剥がした。


ルフレ「怪我はなかったかい?」
シュルク「すいません、遅くなって。」
夢子「ルフレ…シュルク…!」




強盗A「っち…!仲間がきたか…!仕方がない、こいつを先に殺してから…」
シュルク「その手にはのりませんよ!」


リンクを撃とうとした強盗を懐にシュルクがまわり、モナドでみぞおちを突く。




強盗A「ぐはっ!!!」





ルフレ「リンク、しっかりしなよ。」
シュルク「みなさんも助けにきましたよ!」
リンク「ありがとう、二人共。」
ピット「さーて、こいつらどうする?」
マルス「僕に蹴り入れるなんて100万年早いってこと分からせようかな?」
アイク「ああ。そうだな。」



リンクとピットとマルスとアイクはルフレとシュルクに立ち上がらせられる。


これを見た強盗は慌てて叫び声をあげた。






強盗A「畜生、こうなったら…野郎ども!!みんな出て来い!!」






強盗の叫び声を聞き、倉庫に隠れていた強盗の仲間達が出てきた。






【いいね!!】


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