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ルフレが朝ご飯をテーブルに並べた。
夢子「わー!フレンチトーストだ!!!」
ルフレ「隠し味に練乳入れてるんだよ。そのほうが甘くて美味しいでしょ?」
夢子「へー美味しいそう!いただきまーす!」
パクッ・・・
夢子はルフレの作ったフレンチトーストを食べた。
夢子「美味しい!こんなに美味しいフレンチトースト食べたの初めて!!!」
ルフレ「お褒めに預かり光栄だよ。」
リンク「このくらい俺だって…。」
ピット「これ食べ終わったら昨日のクレープ屋さん行こうよ!」
マルス「ピット君よく食べるねー…。」
アイク「どうせこの家から離れないといけないしそうするか。」
夢子「そうね…夕方まで帰ってこないで。とりあえず。」
リンク「夕方まで夢子さんに会えないなんて…俺孤独で死んじゃいますよ。」
夢子「うさぎかよ!馬鹿なワガママ言わないでよねぇ…私のためを思うなら。」
リンク「分かりました。さてと。じゃあご飯も食べたことですし出ていきますか。」
食事を終えたリンク達は外へと出た。
夢子「じゃあ夕方にね。くれぐれも悪さしないでよ?」
ピット「だいじょーぶだって!」
マルス「じゃあ行ってくるねー!」
バタンッ・・
夢子は家にひとりになった。
夢子「ふう…やっと一人になれた…!」
背伸びをして寝転がる夢子。
夢子「まさかこんなにも騒がしい日が続くなんてね…。
でもなんだか不思議。充実している。」
夢子はスマブラ3DSのパッケージを見た。
夢子「この家にはこのゲームの世界の人たちがいる…。
今でも信じられないわ…。」
ピンポーン・・・・
その時、玄関のチャイムが鳴った。
夢子「・・・きた!!!」
夢子は急いで玄関へと走る。
扉を開けるとそこには夢子の兄・「黒」の姿があった。
夢子「おかえりダークにぃ!」
黒「夢子、久しぶりだな。」
夢子「立ち話もなんだし入って!」
黒「なんだ、家の中やけに散らかってるな。お前掃除してないのか?」
夢子「いや…ちょっと色々あって…。」
黒「…まあいいけど。あ、お土産。」
黒は夢子に箱を渡した。
夢子「なになに?…わ!シュークリームだ!!」
黒「お前これ好きだろ?」
夢子「ありがとうダークにぃ!!」
黒「なんかお前やつれたな。気のせいか?」
夢子「あはは…ちょっと色々あって疲れてるのかな。
ダークにぃは元気そうね。何かいいことあった?」
黒「特にないが…そういえばお前スマブラ買ったか?」
夢子「あー・・・一応。」
黒「俺もあとで買おうと思ってんだ。今度通信対戦しようぜ。」
夢子「うんうん!」
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