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夢子「あ…そういえば!」


帰り道で何かを思い出した夢子。

リンク「どうしたんですか?」
夢子「今日って9月13日よね?」
ピット「そうだよー!学校の黒板に書かれてたよ!」
夢子「いけない…忘れるとこだった!!」
マルス「どしたの?急に血相変えて…。」
夢子「今日は新作スマブラの発売日じゃないの!!!」
アイク「そうなのか?」
夢子「ゲームショップに行かなきゃ!!!」
リンク「俺たちも着いていきますよ。」








夢子たちはゲームショップへとたどり着いうた。
店の前には行列ができている。

夢子「凄い…みんなスマブラ目当てよ!?やっぱ人気あるんだなー!」
リンク「スマブラってこんなに人気あるんですね?」
夢子「もちろんよ!任天堂の自信作だもの!!!」
夢子たちも行列に並ぶ。
暫くすると順番がまわってきた。

店員さん「この1つで最後になります。」

夢子「最後の1つだって!ギリギリーセーフだよ!」
リンク「良かったですね。あ、パッケージに俺がいる。」
ピット「リンク目立ちすぎじゃない!?」
マルス「僕なんかちっちゃいし!」
アイク「俺は姿すらないぞ…。」
夢子「まあいいじゃない!早く家に帰ろう!今日のために3DS充電してるんだから♪」
マルス「夢子機嫌イイねー!」
夢子「当然よ!新作でるの何年待ったの思ってるのよ!」
リンク「それじゃあ早く家に帰りますか。」










自宅ー・・・



夢子「んーやっと着いた!」
リンク「ただいまですね。」
夢子「じゃあ3DSする前に私お風呂に入ってくるね。
     ・・・また覗いたりしたら今度こそこの家から追い出すから。いい?」
4人「「「えー・・・。」」」
夢子「じゃあ入るから。夕飯でも作っときなさいよ。」
リンク「分かりました。」











夢子はお湯に浸かっていた。


夢子「ふー…今日も疲れた…。まさかこんなことになるなんて…。
     でも家にいるよりかはマシなのかな?
     あの人たちも窮屈しないで済むし。
     あー…私ってばどうかしてる…。
     相手はゲームの世界の人間よ?
     何考えてるかわかんないし…。
     …でも、ポジティブに考えればいい話よね。
     あのリンクたちが目の前にいるんだもの。
     …もうちょっと楽しめばいいじゃない。
     そうよ!私!
     ふう…そろそろお風呂から上がろうかな。」





夢子は脱衣所で着替える。
湯加減はちょうど良く疲れも取れてさっぱりした。


夢子「スマブラ楽しみだなー!最初誰使おうかな?やっぱリンクかなー!」



着替えながら夢子は違和感を感じた。
何やら部屋が騒がしい。

リンク「なんで貴方達まで…!」
ピット「そうだよ!一体どうなってるの!?」
マルス「てか、夢子もう上がってくる頃じゃない?」
アイク「どうしたものかな…。」
リンク「とりあえず今はー・・・」









夢子「どうしたの?」








夢子はお風呂から上がってきた。
リンク達が夢子の顔を見て固まる。
ピットの手には3DSが握られている。



夢子「ちょっと!!!何勝手にスマブラやってんのよ!
     私が一番最初にやろうと思ったのに…!
     …って…あれ?」




夢子も前を見て固まってしまった。




















なんと目の前には









スマブラ3DSのキャラクターの「シュルク」と「ルフレ」が居たから。







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