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男たちは逃げ去っていった。
すぐにリンクとピットが夢子のもとへと駆け寄る。



リンク「夢子さん!!!」
ピット「夢子、大丈夫!?」



夢子は震えていた。
目には涙が滲む。


夢子「怖かった…。」
リンク「もう大丈夫ですよ。」
ピット「リンクも呼んできておいて正解だったよ〜。
    ガラの悪い男が夢子連れて行こうとするんだもん。
    僕びっくりしちゃった。」
リンク「でもピット、貴方一人でもあのぐらいのやつら叩き飲めせるでしょう?」
ピット「僕ああいう感じのやつら苦手なんだよ〜。まあ、弱いと思うけど。」
夢子「二人共助けてくれてありがとう…!!!どうなるかと思った…。」
リンク「夢子さんを一人にさせるのは危険ですね…いろんな獣に狙われる…。」
ピット「夢子可愛いもん!だから変なのにも狙われるんだよ〜。」
夢子「私…不細工だったらよかったのに…。」
リンク「そんな事言わないでくださいよ。」
ピット「そうだよ。もっと自分を大事にして?」
リンク「そういえば買い物終わりましたよ。人数分の洋服とか買ってきました。」
夢子「買い物のことすっかり忘れてた…。私も化粧品買い終わったし、今日はみんなで家に帰ろう?」
ピット「そうだね!帰ろ!」









自宅ー・・・








夢子「ただいまー!」
夢子たちは家に帰ってきた。
中からアイクの声が聞こえる。

アイク「おかえり。遅かったな。もう夕飯の時間だぞ。」
ピット「アイクはのんきに寝てて幸せだよねー…僕ら大変だったんだぞ!」
アイク「なんだお前ら。なんか汚れてるぞ。」
リンク「ひと戦いしたからでしょうね。気にしないでください。」
アイク「まあいいが。とりあえず早く飯作れよリンク。」
リンク「はいはい…わかりましたよ。」





ガチャ


マルス「ただいまー…。」
マルスが帰ってきた。
夢子「マルス、おかえり!」
ピット「あれ?おまるす元気ないね?どうしたの?
    もしかして女の子に振られた?」
マルス「逆だよ…。
    公園行ったら女の子達がいっぱい声かけてきたけど
    僕、おかしいんだ…。」
ピット「どうしたの?」



マルス「女の子に興味がなくなってしまったんだ!
    夢子以外の子達みてもなんとも思わないんだよ?!
    これって病気!?」

リンク「安心してください。俺もですから。さて、ご飯にしますか。」





















夢子たちは夕飯を食べ終わった。

夢子「ふー!カレーライス美味しかったー!御馳走様でした!」
ピット「ぼくおかわりしすぎて死にそう…。本当に飛べなくなったらどうしよう…。」
マルス「そしたら堕天使にでもなればいいよ。」
リンク「それにしても困りましたねぇ…」
ピット「どしたの急に。」
リンク「夢子さんの事です。」
マルス「うん、可愛い!」
リンク「可愛いのは当たり前です。そうじゃなくて…
    今日みたいなことがまた合ったらと思うと心配しすぎて頭ハゲそうです。
    夢子さんのことは俺たちで守らないと…。」
ピット「あいつらみたいな奴がウジャウジャいるもんね〜僕も心配!」
アイク「なんだ。何かあったのか?」
リンク「今日俺が見ていない間に悪い奴らが夢子さんを攫って襲おうとしてたんです。」
アイク「そうだったのか…それは心配だな。」
夢子「あ…そういえば言い忘れていたけど
      私、明日から学校で家にいなくなるから。」
ピット「ええええ!?夢子いなくなるの!?」
夢子「当然よ。こう見てもバリバリのJkだもの。
     だから、その間はちゃんと留守番しててね。」
マルス「夢子がいないのつまんないー!」
夢子「ワガママ言わないでよ…仕方ないじゃない。」
リンク「そうですか…じゃあ分かりました。俺たちは俺たちのやるべきことをしましょう。」
ピット「それって何?」


リンクは夢子に聞こえないようにピット達に耳打ちした。


ピット「・・・それいいね!」
マルス「僕も賛成!!」
アイク「いい考えだな。」
リンク「じゃあそういうことで!」
夢子「…何ヒソヒソしてるのよ!気になるじゃない!!!」
リンク「ビックサプライズするので楽しみにしててください夢子さん。」
夢子「まあ、いっか…じゃあ明日お留守番お願いね!」
ピット「はーい!」




【いいね!!】


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