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夢子「あ、リンク起きてたんだ。朝食作ってくれたんだね!ありがとうー!」
リンク「夢子さんのためです。当然ですよ。」
夢子「なんだかリンクって主夫だねー!凄く家庭的って感じ!!!」
リンク「俺こういうの好きですから!」
夢子「私家事苦手だから羨ましいなぁ。」
リンク「手とり足とり俺が教えましょうか…色々と…。」
夢子「なんか、危ない臭いがするからいいです。」



リンクが夢子に近づく。



リンク「遠慮しないでいいですよ。それとも照れてるんですか?可愛いですね。」
夢子「だから…違うって…ちょ…近づかないでよ…!」
リンク「そういうところがイイんですよねー男心をくすぐるっていうか。」
夢子「だから…近いってば…!」
リンク「俺の今日の朝ごはんは夢子さんにしましょうかねー?」

夢子の顔にリンクの顔が近づく。


夢子「や…やめ…!」




バフッ!!!





ピット「コラッ!朝っぱらから何してんのさ!夢子にこれ以上近づくなこの変態!!!」




寝床から起きてきたピットがリンクの頭に枕を投げてきた。




リンク「…痛いですよ…なにするんですか。」
マルス「夢子!!大丈夫?何もされてない?」
アイク「…おはよう。」
夢子「た…助かった…。」
!












夢子達は朝食を食べ終わった。
今日の食事も申し分なく美味しかった。



夢子「さて、今日は昨日言ったとおり各自で行動しよっか。
      ピット君は街の探索、マルスはその辺でナンパ、アイクはお昼寝、リンクは私と一緒に買い物でいいよね?」
ピット「うんうん!オッケー★」
夢子「じゃあ行きましょうか。はい、家の合鍵!」

人数分の合鍵を渡す夢子。

夢子「大事に持っててね〜。」
リンク「それじゃあ行きますか!!」
















夢子とリンクはデパートに来た。
夏休みという事もあって家族連れで賑わっている。


リンク「ここは商店街よりも賑わってますね!」
夢子「夏休みだからね〜!さてとまずは…はい、お金。」

夢子はリンクにお金を渡す。

リンク「これでどうするんですか?」
夢子「洋服とか下着とか、男性物買ってきて。
     そういうのは私じゃ選べないから…。」
リンク「…わかりました。勝負下着ですね。」
夢子「いや、普通のでいいから。じゃあ買い終わったらあそこのベンチで!」






夢子は一旦リンクと別れる事にした。





夢子「よし、私はっと…」


夢子は化粧品コーナーへと移動した。



夢子「このアイシャドウ探してたんだー!あ、この口紅もいいなー!」

夢子は化粧品を選ぶ。
新発売のものに目移りする。
夢子「よし、これにしよっと!」


夢子は化粧品を買い終えた。


ベンチに座ってリンクを待つ。


夢子「リンクまだかなー…。」
若い男A「そこのおねーさん!」
夢子「?」


突然若い男達が声をかけてきた。


若い男B「お姉さん今暇?」
夢子「…なんでしょうか?」
若い男C「今から俺らと遊ばない?」
夢子「え……。」
若い男A「遠慮しないで!カラオケ行こうよ!」
夢子「いや…私は…!」




夢子は男達に無理やり連れて行かれてしまった。


【いいね!!】

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