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ピット「ねえ夢子。」
夢子「・・・。」
ピット「ねえ夢子ってば!…怒ってる?」
夢子「ええ、猛烈にね…。」



お風呂から上がった夢子にスマブラの戦士4人組は正座で説教されていた。



夢子「…次、あんなことしたらこの家から追い出すから。」
マルス「そんな!それは困るよ!!!じゃあ次から僕と一緒にお風呂入ろうよ!!」
夢子「なんでそうなるのよ!!入るわけないでしょ!?」
アイク「すまん夢子。」
夢子「…本当に反省してるの?」
リンク「俺は止めたんですけどこいつらが言うこと聞かなくて…。」
ピット「一番最初に覗こうって言ったのリンクじゃん!!」
夢子「ああ…貴方たちの相手するの疲れる…。もっと紳士的になってほしいわ…。
     で、今夜寝る場所なんだけど…。」
リンク「当然俺は夢子さんの隣ですよね?」
ピット「違うよ!僕が隣なの!!!」
マルス「僕が一緒に寝るにきまってるじゃん!君らは廊下で寝てなよ!」
アイク「…眠い。」
夢子「ここに襖があるから、貴方たちはこの向こうの部屋で寝てください。
     もし、この襖開けて入るようなことしたら、それでも追い出すから。わかった?」
4人「「「「えー・・・。」」」」
夢子「えー…じゃない!!私にだってプライバシーはあるんだから!!」
リンク「分かりましたよ。」
夢子「じゃあおやすみ。私はもう寝るから。」





スーッ・・バタン





夢子は麩を占めると電気を消して布団の中に入ってしまった。
隣の部屋の4人も布団の中に入って消灯する。


30分後ー・・・



アイク「グオオオオオオオ・・・」
リンク「・・・。」
ピット「・・・。」
マルス「・・・。」






アイク「グオオオオオオオ!!!」







マルス「アイク、うるさい!!!」
ピット「アイクのイビキ、相変わらずだね…。」
リンク「これじゃあ眠れませんね…。」
ピット「どうする?」
リンク「どうするって…決まってるじゃないですか。」




リンクは麩を見る。








スーッ・・



5センチほど麩を開けるとそこから夢子をみる3人。



夢子は寝息を立てて寝ていた。




ピット「…かわいいー!」
マルス「夢子の寝顔めっちゃ可愛いんだけど!!僕もうやばいかも!!」
リンク「シー!…そっとしときましょうか。」
アイク「グオオオオオオー!」




マルス「アイクうるさい!!!」

















翌朝ー・・・・





夢子は目を覚ました。
夢子「ふあああーっ、よく寝た!」
麩をあけると底には寝相悪く寝ているピット・マルス・アイクの3人。


夢子「あれ?リンクは?」


リンク「夢子さん、おはようございます。」


夢子が台所を見るとリンクが朝御飯の準備をしていた。



【いいね!!】

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