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夢子達は夕食を食べ終わった。


夢子「ふー!お腹いっぱい!!リンク、ありがとうね!」
リンク「夢子さんのためならいつだって作りますよ!
    さて、食後の運動しにいきますか。」
ピット「うんうん、行こー!」
夢子「ちょっとまって!ピット君とマルスとアイクは服着替えて!!!
      リンクもだったけど、このままだと痛いコスプレ集団だと思われる!!!
      私の兄の服あるから着替えて!!」




数分後ー・・



ピット、マルス、アイクも夢子の兄の服に着替え終わった。
白、水色、蒼と個人個人の色を選んだ。

夢子「うん、似合ってるよー!」
マルス「そう?僕ってやっぱりイケメン?」
ピット「僕はいつも白が好きー!」
アイク「夢子、服貸してくれてありがとな。」
夢子「よし、じゃあ散歩行こうか!!!」











夢子達は外にでた。
夕日は沈み、月が出掛けていた。

夢子「うわー暗いね…やっぱり外出るの明日の方が良かったかな?」
ピット「でもネオンがきらきらしてて綺麗だよー!」
マルス「僕は夢子の方が綺麗だと思うけどね!」
アイク「都会だな。俺たちの住んでる場所にはない景色だ。」
夢子「ここはまだ田舎のほうだよ。本当の都会はもっと凄いんだから!!!」
リンク「昼と夜とは全然違いますね!」
夢子「あ、星!!」


夢子が指差す夜空には星が出ていた。


リンク「一番星ですねー!」
夢子「ほんと、綺麗!!そういえば最近空見て歩いてたことなかったなぁ…。」
ピット「どの世界でも星って綺麗だねー!」
マルス「この世界、面白いことが沢山ありそうだね!」
アイク「マリオたちには悪いが、この世界は魅力があるな。帰れたとしても当分そうしたくはないな。」
リンク「夢子さんと二人きりが良かったんですけど、仕方ないですね…。」
夢子「まさか平凡な乙女の生活がむさ苦しい男に囲まれた生活になるだなんてね…。」
マルス「僕は爽やかなお兄さんだよ〜夢子の思うむさ苦しいのはこの3人だけだもんね?」
夢子「貴方もです。」
ピット「僕明日この街探索するー!」
夢子「迷子にならないようにね?結構路地多いから…。私は明日も買い物行こうかな〜。
     必要になりそうなものが多そうだし…。」
リンク「また俺も手伝いますよ。」
マルス「じゃあ僕は可愛い女の子でも探しに行こうかな?まあ夢子より可愛い子なんている訳ないけど。」
アイク「俺は疲れたから明日は寝とくか。」
夢子「じゃあ家に帰ろうか!なんか色々ありすぎて疲れちゃった。」
リンク「俺がいつでも癒してあげますからね?」
夢子「はいはい…。」













帰宅ー・・・



夢子はお風呂に入っていた。
湯けむりが風呂場を包む。
夢子「ほんっと色々ありすぎでしょ…。
     まさかスマブラの住人が4人も来るだなんて。
     夢じゃないのよね…今でも信じられない…。」

湯船に浸かる夢子。
気持ちよくて疲れが吹っ飛ぶ。

夢子「やっぱ1日の終わりのお風呂は格別ね!…あれ?」




夢子は見てしまった。











風呂場の窓からこちらを覗こうとする4人を。
















夢子「ぎゃあああああああああああああああ!!!」









夢子の叫び声が風呂場に響き渡る。






ピット「ああ!!夢子にバレちゃったじゃないか!!おまるすがちゃんと支えないからだぞ!!!」
マルス「ピットくんが重いの!!僕一番上がいい!!!見えやすいし!!!」
アイク「俺、組体操でもいつも一番下なんだよな。」
リンク「あ、夢子さん、湯加減はど…」













バッシャーーーーーーーーン!!!







夢子は窓の向かって熱湯をかけた。



【いいね!!】

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