そしてピットたちが声を合わせて言う。





ピット「じゃあ僕たちも」

マルス「ここに」

アイク「居候させてくれ。」



夢子「やっぱりー!?










夢子はマイペースなピットたちを見て叫ぶ。

夢子「なんでそうなるのー?!」
リンク「そうですよ!!!俺ら二人の新婚生活を邪魔しないでください。」
夢子「そうじゃなくて…。」
マルス「聞き捨てならないな…!夢子は僕のお嫁さんになるの!!」
ピット「僕だって負けられない!!」
アイク「…大いに話がずれてるぞ…。」
夢子「はあ…また騒がしくなってきた…。」
夢子は頭を悩ます。

ピット「で、ここってどこなの?」


夢子はピット達に説明をする。












夢子「ー・・だから、貴方たちはゲームの世界から来たの!!分かった?!」
ピット「うん!なんとなく!」
夢子「っていうか今まで自分たちが出てるゲームやってたの?!ってか治ってたんだ…バグ…。」
マルス「そうそう!これ、なんかマリオたちもいて僕たちの名前もあるんだよ!!!で、僕たちだけ居ないの!!ここにいるから?」
夢子「だから、このゲームの世界から異次元に来て今の世界にいるの!わかった?!」
マルス「まあ、どうでもいいけど…夢子ってほんとに可愛いねー!!!!」
アイク「どうでもいいのかよ…。」
リンク「言っときますけど夢子さんに手だしたら俺が許しませんからね。」
ピット「リンクなんかお母さんみたい…。」
リンク「お母さんではなく旦那さんです。」
夢子「なに勝手なこといってるのよー!…はあ、この先どうなるの…?」

リンク「とりあえず夕方ですし、夕飯作りましょう。」















夢子とリンクは台所に立っていた。
先ほど買ってきた食材を取り出す。
リンク「新鮮ですね!いい料理ができそうだ!」
夢子「ってか…あの人たちも食べるの?」


ピット達がゲームをしながら叫ぶ。

ピット「僕ご飯大盛りねー!」
マルス「僕もー!」
アイク「俺も。」





リンク「残念ながら…。」
夢子「まあ、いっか…大勢だと楽しいもんね!!」
リンク「なんだかすいませんね…俺だけでも大変なのに
    あの野獣共までお世話になるなんて…。」
夢子「リンクは気にしないで!
      しかし…なんだろうこのバグ…。
      そのうちスマブラのキャラ全員出てきたりして…いや…それは困る…!!!」
リンク「ピット達!今すぐゲームの電源切ってください!!」
ピット「えーなんで?今楽しいところなのに…ああ、吹っ飛ばされた!!!」
リンク「いいから早く!!」
マルス「わかったよ…リンクほんと怒りんぼうだよねー。」
アイク「これ以上この世界にキャラクターが出てこないように、だろ?」
リンク「アイクは察しがいいですね。…ピットとマルスは雑巾がけでもしててください。
    夢子さん、これで今は安全ですよ。」


夢子「本当に安全と言えるのかな…。」
リンク「大丈夫です。朝起きて夜寝るまでずーーーっと俺が守りますから。」
夢子「それはそれで不安なんだってば…。」

ピット「ご飯まだー?」

リンク「うるさいですよ!そんなに早く食べたいなら手伝ってください。」
ピット「じゃあ僕このお菓子食べてていい?」
リンク「ダメですよ!そのポッキーにだけは手を出さないでください。」
ピット「なんで?」
リンク「いいですか?このポッキーは…夢子さん、咥えててください。」
夢子「こ…こう?」
リンク「そのままで!そして俺がこっから食べるんです。モグモグ・・・・」




夢子「って・・・・!!


     これポッキーゲームじゃん!!!!」


夢子はつかさずポッキーを口から離す。


リンク「ダメですか?美味しく食べれる方法だと思ったんですけどねぇ…。」
リンクがポッキーを全部食べる。
夢子は顔を真っ赤にしている。


夢子「何処でこんなこと覚えたのよ!!!」


リンク「さっき公園通った時にカップルがやってました。」


夢子「恐ろしいわ…。」


ピット「なんだよー今の!!僕だってやりたい!!!」
マルス「僕はそんな手使わずに直接キスするけどねー!」
夢子「貴方たち何言ってるのよ!!!」
アイク「あんまり夢子に迷惑かけるなよ。それでなくとも迷惑かけさせてるんだから。」
夢子「アイクの言うとおりよ!!良かった…一人でもまともなのが居て…。」

マルス「アイクはむっつりだから気をつけたほうがいいよー。」

夢子「え・・・。」

アイク「…余計なこというな。」


リンク「ご飯もうちょっとで出来ますよ。」






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