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私は夢子。16歳。
その辺にいるようなごく普通の高校生だ。
まあ、自分で言うのもあれだが
美貌には自信がある。
今日も買い物帰りにナンパされたし。
夢子「はぁ…これで何度目だろう。」
慣れたといえば慣れたが、
やっぱりうっとおしい。
私はそのへんの一般人には興味が無いから。
そんな私に
ありえない出来事が起きようとは
私を含め
誰も予想だにしてなかった…。
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夢子「ふ、疲れたー!」
私は自分のアパートに帰ってきた。
お父さんとお母さんは海外に仕事に行ってて
実際今のところ住んでるのは私一人だけ。
夢子「そうだ!ゲームしよう!」
そう、私は無類のゲーム好き。
家に帰るとすぐする。
友達と遊ぶのもいいけど
やっぱり一人でゲームするのが一番落ち着く。
夢子「ゲーム機に…あとポテチにコーラっと…。」
ゲームをする準備を始める夢子。
いつもこんな感じで寝そべりながらゲームをしているのだ。
夢子「ソフトは…そうだなー…今日はスマブラしよう!」
スマブラとは任天堂で開発された最高にスペシャルなゲームである。(?)
ゲーム機の電源を入れる。
いつもどおりゲームが始まった。
ゲームモードはやっぱり大乱闘。
夢子「今日もストレス発散するぞー!キャラは…いつも通りリンクっと…!」
私はスマブラをするときはいつもゼルダの伝説の主人公の『リンク』を使う。
だってゼル伝大好きなんだもん!
夢子「…あれ?」
リンクを選ぼうとしたが枠の中にいつもあるリンクの姿がない。
夢子「おかしいなー…。ええ!?もしかしてバグ!?うわー…超最悪じゃん…!!!」
ザーーーーーーーーー!!!
突然TV画面が砂嵐になった。
夢子「うそー!?TVまで壊れちゃったの?!あー…どうしよう…。」
すると部屋の電気まで点滅し始めた。
そして消える。
夢子「て…停電!?私どんだけツイテナイの…!?はあ、仕方がない…今日はゲーム諦めるか…。」
そして電気が再び着いた時だった。
目の前には緑の勇者がいた。
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