カワイイって言ってる君が一番カワイイ。4






こうして水族館デートは何事もなく(?)終わった。
家に帰ってきた上機嫌のルフレと色々考えて顔が真っ赤な夢子。
そしてお土産を貰った少し後の話。
帰宅後案の定残りの剣士組とひと悶着あったのだ。

ルフレ「やっぱり君の事カワイイと思うしほんと大好き!
     絶対僕のお嫁さんにするから。
     もうあんなこともしちゃったしね。フフフ。」
夢子「‥っ!!…あのことは許さないんだから…!覚悟しなさいよ?」
リンク「あんな事って?」
ルフレ「君の頭で想像つかないような大人の関係さ!」
リンク「また貴方は夢子さんにまた変な事を…!?」
ピット「ねぇーリンク〜食べないなら僕が食べるからね〜?」
マルス「あ!僕のクッキーもさっき食べたでしょ!」
アイク「これサクサクでうまいな。某鳥サブレーみたいな味だ。」
シュルク「ルフレの言動がヤケに気になるんですが…今はクッキー食べましょう。」
リンク「ちょっと、いくらルフレの奢りとはいえクッキーに罪はないです。
    俺の分ちゃんと残してくださいよ。」
ルフレ「ふふ、僕は恋人の証に夢子にネックレスあげたんだから!ほら!」
リンク「…ああ!夢子さんがネックレスを…
    まさか本当にルフレの恋人に!?」
夢子「ええ、そんな意味あるだなんて知らないわよ!?もう外す!」
夢子はネックレスを外そうとしたが、外れない。
しかもそれはネイルのせいではない。
ルフレだ。ルフレが何かしてる。
夢子は静かにルフレを睨んだ。
夢子「ルフレ…ネックレス付けた時なんかしたでしょ?」
ルフレ「うん♪簡単には外れないように封印魔法付与したよ。
    だから効力切れるまで何しても外れないから♪
     僕と夢子の愛の証さ!」




剣士組「「「ガタッ!!!!(怒)」」」




リンク「ルフレ、今から勝負しましょう。剣持ってください。」
ピット「卑しい事しそうだなって思ってたらやっぱり!」
マルス「君ほど手荒な事僕はしないけどなー」
アイク「クッキーうまい。」
シュルク「そういうのはあんまり穏やかじゃないですよ。」

ルフレ「ふふん♪」
夢子「も〜…」
ルフレ「今日の事、僕一生忘れないよ!すごく楽しかったし!
    魚見てカワイイって言ってる君、君の方が何倍も可愛かったよ。」
夢子「なっ…///」
ルフレ「また行こうね?」
夢子「ええ…また今度にね。」
ルフレ「フフ、満更でもなさそうで僕は嬉しいよ!
    僕の気持ち少しは理解してくれたかな?」
リンク「させません。今度は俺と夢子さんがふたりで行くんです。」
ピット「クッキーもうあと残り1枚だよ〜?」
マルス「夢子、僕とデートしてよ!
     王子の権限で何でも買ってあげるし!」
アイク「俺雨男なんだよな。大事な日いつも雨降る。」
シュルク「夢子さんが行きたい場所、連れていきますよ。」






夢子「みんな、ありがと!」





夢子の胸元のネックレスは透き通り光り輝いた。









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