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夢子はお風呂に入っていた。
鼻歌を歌いながら、湯舟に浮かぶアヒルのおもちゃを突いてる。
夢子「今は誰も居ないから変態男子たちが覗くことも無いし…ひとり風呂最高!!」
ひとりの時間というものは実に良いものだ。
お陰で肌も更にツルツルになった。
しかし、これから地獄の時間が待っているとは
この時の夢子は知る由もなかったー・・・・
【シャボン玉飛んだ屋根まで飛んだ屋根まで飛んで…壊れず消えない事もあるから。1】
夢子「結構長い時間湯船に浸かってたなぁ…ちょっ手がふやけてシワシワになってきちゃった。
最後にもう一度シャンプーしてから上がろうかな♪」
彼女の場合、髪が長く毛量が多いのでいつも2回シャンプーをするのだ。
そして、シャンプーをしようとして気が付く。
大好きな愛用してるシャンプーのノズルを押すがシャンプーの液体が出てこない。
此処で彼女は気づいた。
夢子「あああああ…!!そうだった、シャンプー切れてたんだ…!!!」
そう、シャンプー液が切れていたのだ。
彼女は唇を噛みしめる。
何という不運だ。
そして不運は重なる。
夢子「そういえばシャンプー無くなるからって帰りにドラッグストア寄って替えのシャンプー買ったのに…
まさか、袋に入れたまま玄関に置いてそのままだったんだ…!!」
最悪だ。夢子は凡ミスをしてしまった。
そういうドジな所が剣士男子達を魅了するのだが…
剣士男子‥‥
・・・。
夢子「あいつ等帰ってくる前に玄関に行って袋を回収しなきゃ!!!」
彼女は2度目のシャンプーを諦めていなかった。
夢子は軽く体を拭くとバスタオルを1枚身体に巻いた。
これは誰が見てもナイスバディなのだが
夢子はガチで周りを警戒してる。
あの剣士男子達だ。
こんな姿で遭遇したら言うまでもなく彼女は食われる。
そもそも一緒に暮らしている以上似たようなハプニングは腐る程あるが
今日は穏便に済ませたい夢子。
脱衣所の扉を開けキョロキョロする。
・・・。
静かだ。人間の気配はしない。
夢子「よし!!今ならいける!!急いで玄関に行ってシャンプーの袋取ってダッシュでお風呂場に戻ろ!!」
夢子は走る。
ダダダダダ…
玄関へ続く廊下も一応警戒する夢子。
誰も来なささそうだ。
夢子「今よ!!」
夢子は玄関に行った。
しかし、忘れたはずの袋は見当たらない。
そう、シャンプーの入った袋がない。
夢子「えええ…何で無いの!?確かにここに忘れたはず…」
するとその時だった。
ガチャッ・・・・
玄関が開いた。
そこにはわたあめの散歩を終えて帰宅したリンクが立っていた。
リンク「ただいー・・・
マ゙ッ!?!?」夢子「‥‥お…おかえり…なさーい…あははは…」
夢子は小さい声で答える。
リンクは目の前に居るあられもない姿の夢子を見て段々顔を赤くする。
最終的にはそれはもう太陽の光を100年浴びて育った真っ赤な完熟トマトの様な…
リンク「ぁぁあ…もうムリ…っ…耐えられ…///」
ピュウウウウウーーーーーーリンクは鼻血を吹き出しその場で倒れてしまった。
夢子「ちょ、リンク!?!?」
そしてリンクは一瞬意識を失った。
久々のエロイ夢子はリンクには刺激が強すぎた。
英傑勇者はチョロかった。
【いいね!!】[ 121/150 ][*prev] [next#]
[mokuji]
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