呟きログ | ナノ

七松さんとカラオケ!


かるさんと盛り上がったカラオケネタ。なんとなくの学パロです



学校帰りに小平太とカラオケに来た。理由がデートらしいことをしろって言われたかららしい。仙蔵とかかなと予想した。けど仙蔵言いこと言った。小平太とカラオケ初めて来たから嬉しい。今度ジュースくらいおごってあげよう。

「どっちが先に歌うか?」

「小平太からでいいよ」

「よし任せろ」

電子機械を手慣れた様子で操作する小平太。小平太カラオケ来たことあるのかな?

「カラオケ来たことあるの?」

「いさっくん達とよく行くぞ。…ん?何だその意外そうな顔は」

「いや小平太もカラオケ行くんだなって思って」

「失礼だな。私だってカラオケ行くぞ」

「ははっごめんね」

会話をしながら曲を選んだらしくピピッと送信音と画面が切り替わった。曲は最近流行りのバラード調の曲だった。私も聞いたことがあって好きな曲だ。小平太がバラードって意外で二回目の驚きだ。そういえば小平太の歌声とか聞いたことないかも…。私の心は驚きと期待でドキドキわくわくだ。

曲が小平太はマイク立ち上がって制服のネクタイを緩めた。あ、カッコイイ。
そして歌い出した。



……。

結論から言えば小平太は歌が上手かった。しかもかなり上手い。曲と声が合ってる。バラードだから普段いけどんしてる小平太とは違う大人しい静かな感じ。

「…っ」

全てがかっこよくて見えてきて何だが恥ずかしくなってきた。頬が熱い。絶対赤い。画面見てるから小平太には気づかれてないはずだけど早く治まれ…!

曲の半分くらいから自分の中の熱を冷ますのに必死だった。