小説 | ナノ

その後


あっあっえーこれ言った方がいいか。

もしもしこちら三之助。今日は…△月△日時刻は午後三時かな。

名前がこれ聞いてたらびっくりしてると思う。

今名前は作兵衛達とお菓子とか買い物行ってるからこの時点だと俺がこれを録音してるの知らないし。

俺を置いて作兵衛達と買い物行くって妬けるなー作兵衛達は友達だとしても男だよ二人きりじゃないとしても警戒してくれないと。

何で俺が名前の日記の事知ってるのかっていうと左門から聞いた。

全部聞いたけど半分俺に聞かせるためみたいだからいいよな。

前の学校に昔の先輩がいたけど覚えていなくって作兵衛達や名前も覚えていなかったら…正直言うと不安だった。結果的にそんな不安は無意味だったけどさ。

俺を待っててくれてありがとう名前。

待っててくれて嬉しかった。

…名前達帰ってきたみたいだ。

まだ言いたいことがあるけどそれは今から直接名前に言いに行くよ。

最後にこれだけ…愛してる名前。

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