短篇 | ナノ
あとがき


こちらは冊子企画第一弾で収録されていた短編です
多分冊子の中では一番短い上に、作者が書くのが苦手な一人称で書かせて頂きました。なら一人称じゃなくて三人称で書けばいいだろっていう話ですが、この話の構想が浮かんだ時に、どうしても一人称がいいなぁと(笑)
話の内容的に三人称じゃローラントの内面書きにくかったですしね

ちなみに本編のロゼッタが囚われている13〜15幕のローラント視点の話となります。結構本編でもローラントさんが色々語ったので補足的な感じの短編ですね。彼の忠誠心はやや重い気がして「気持ち悪いなこいつw」と作者が思ったのは内緒の話です。
ここでも一応補足しておきますが、ローラントさん陽炎でも語られている通りロゼッタを助ける為に自分の部屋を出ます。そして本編などでは語られていませんが、その後ロゼッタの部屋に行って彼女が居ないのに気付くんですよ。慌てて探しに行ってみると彼女は廊下に…。
というわけで15幕の9頁目に続きます。15幕9頁目にて彼は「……まさか、今日になって逃げ出すとはな」と呆れつつ棘を含んで言ってますが、つまりはそういう意味です。何で今日に限って逃げるんだよ、と言いたかった模様(笑)
その後「無茶を……いや、無謀と言うべきか。待っていれば良かったんだ」と言ってます。「待っていれば自然な形で助けてやれたのに」という意味なんですよね、これ。
アルセル編も終わりましたし、ようやくこれも表に出せました。是非時間がありましたら、15幕のローラントの部屋のシーン(7頁)を見直してみると面白いかもしれませんねw

これは15幕を書いてる時から考えてた別視点のお話なので、いつか何処かで書くぞ!と思っていました。本編には関わりありますし、これはサイトにも勝手ながら載せさせて頂きました!

ちなみに冊子では一枚挿絵が付いていたのですが、そこはまぁ……うん
ローラントのビジュアルが初公開もされました(笑)


ではでは、ここまで読んで下さりありがとうございました!

prev | next

[戻る]



×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -