もしも挙式をしたら1



-三郎編-


「さすが鉢屋さんですね。手順が良いです」
「だろ?私にかかれば完璧だ」
「そうですね、完璧です。すべてお任せします」
「こういうのって二人で相談して、いろんな会場とか見て、食事とかも食べに行ってから決めるだろ?」
「大丈夫です。鉢屋さんなら任せても不安はありません。だから結婚もするのでしょう?」
「いや、そうなんだけどさ、その信頼嬉しいけどさ、今使う場所じゃないよな?」
「そんなことありませんよ。鉢屋さんならきっと!」
「なにその自身と信頼。いらないから。いいから、名前も一緒に考えるからな」
「イヤです」
「え?」
「あ、いえ、面倒だからイヤだと言っているのではないですよ。ええ、本当に」
「本当は?」
「(チッ、今日はしつこいな。…こうなれば)こういうのは苦手分野ですし、本当に鉢屋さんのセンスを信じていますので」
「・・・・・候補は上げるから、とりあえず見に行くときは一緒にいくからな」
「(ちょろいもんだ)わかりました」




三郎は、なんだかんだで、上手く効率よく準備をやってくれそうなイメージ。



(END)
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