素直に伝えて






「あのさ…ごめんな」
「へ?」
「…反省した。俺さ、なんかnameと清水が仲良く してんのみてムカついた。けど…さ、nameも、さ。同じこと…」


「ごめん、聞いて。

私さ………寂しかったの

このまま私のこと好きじゃなくなるんじゃな いかとか、違う可愛い女の子のこと好きにな るんじゃないかとか、そんなことばっか考えてて。 でも、今日ちょっと嬉しかった。岳人嫉妬し てくれてたんでしょ?」


嫉妬? そっか…あのモヤモヤの正体は嫉妬


「私も嫉妬してた。」
「うん、ごめん。」
「でさ、ちょっとでいいから、もう少し私との時間もとって欲しい。…だめ、かな?」

か、かわいい
なんか今日のnameは素直だ


「だめなわけねぇだろ!それに、俺はnameしか 好きじゃない。」
「うん。ありがとう」


しばらく2人で笑いあってたら、ちょっと恥ずかしくなったから、口角の上がったそのほっぺにちゅーしてみた








「清水くんに感謝しなきゃね」


しばらく2人でイチャイチャしてたら、突然nameがそんなことを言い出した


「は?」
「そんな顔しないでよ。岳人の電話のあとね 、清水くんがfamily nameさんはもっと素直になった方がいいよ 。そしたらきっと向日と上手くいくと思うよ

ってアドバイスしてくれたんだ。 私自分で、素直じゃないの自覚してるからち ょっと頑張ってみた」


そうやって微笑むnameがなんか無性に愛おしく て、ぎゅっと抱きしめた


end



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