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ある天気のよい昼下がり。
少女は庭でお昼寝をしていました。
少女がふと目を開けると、そこには
ふかふかで真っ白な長い耳をもった、
2本足で立つうさぎがいたのです。
不思議に思った少女は、
そのうさぎを追いかけて、穴に落ちていきました。
穴の…さ、kには…なんt、
ふしg…の…く、―――――…
≪アリス…行っちゃヤダ。夢…覚めちゃヤダ。
話、終わっちゃう。私達の世界…動かなくなる。
あなたの横にいられなくなる。
そんなの…イヤダ、ヤダよ…。アリス、みんな…帰ってきてよ……。
お願い…。≫
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