甘酸っぱい都市伝説





今日の晩御飯はnameんとこと合同!



それをnameに伝えに図書室に行ったら、nameが泣いてた。
周りをみたら状況がなんとなーく分かったけど。


とりあえず落ち着かせないと会話もできないな…


「泣くな、落ち着け…」


そういって頭を撫でた。







数分後、やっとnameは落ち着いて、泣いてた理由を教えてくれた。


『……絶対嫌われた。』
「そんなことくらいで嫌いになるわけないだろ。」
『ウザいと思われたかな…』
「思ってねぇって」
『バカと思われたーっ!』
「それは否定できねぇ…」
『何それーひどい!』
「あーもう、だから大丈夫だって!」


だって侑士、nameのこと好きだしよ。
ウザいとかより、絶対可愛いって思われてるだろ。



「気になるなら見てこいよ」
『何を?!』
「侑士。」
『えっ?!』
「探してこいよ。」
『……』
「nameは別に悪くないと思うけどよ、そんなに気になるなら謝ればいいじゃん?」
『……そだね。』
「うん。」
『よし、私行ってくるよ!』


切り替え早ぇなぁ。
さっきまで泣いてたの誰だよ


『ありがとう、岳人』

そういってnameは図書室から出ていった。


「おぅ。」


まあいっか…。頑張れよー。

















………あ!
晩飯のこと言い損ねた!



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テーマ「人外ファンタジー」
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