◆◆◆




「んっ…ふっ…。」



あかねの甘ったるい声が響く。



色気がない?


何時もそんなことを言ってる自分をぶちのめしたいほどあかねは色っぽくて。

頭が、くらくらする。



小ぶりだが、形のいい胸の頂を弄くると、一段と艶やかな声が漏れた。



あかねの胸元には所有の証が咲き乱れていて、其が目に入る度に、笑みがこぼれる。



学校の奴等は知らない。



石川は知らない。



あかねの、こんなにも乱れた姿を。


俺だけが知ってるっつー堪らない優越感。


あかねの身体を撫でていた手は、するすると下降する

「やっ…!」


下着の上から秘部にふれると、十分に湿っているのが分かった。


そろそろいいのだろうか。
俺も我慢出来そうに無い。


「あかね、初めてにしちゃお前、めっちゃ感じてんな。」



余裕なんて無いくせに、余裕のあるふりを見せる卑怯な俺。



「んんっ…ば、ばかっ。」



何時もと相変わらず、かわいく無い態度のあかね。


でも、それでいい。


肉体関係になっても他愛の無い事で言い争って、最終的にお互いに素直になって仲直り。



ずっと、繰り返し。



それが、俺たちなりの愛情表現。




「入れても、いいか?」



あかねの頷きを最後に、俺は自身を挿入した。



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