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雪投げをして頭ぽわぽわしてみた
「そのサーブ消えるよ」
「うそ、なんでっ」
「ちなみにボールも消える」
「マジで?!」
「っていう夢みたんだけど、どう思う?」
「………」
「………」
「喋って!」
「………あ」
「…い」
「ちゃんと喋って!」
「というかなんて夢見てんだお前」
「つうかサーブが消えるって…どんな夢見てんッスか…」
「え、でも幸村様だったら出来そうじゃね?」
「まあ、出来るだろうけどよ」
「出来るんだ……」
「楽々だと思うッスよ」
「真面目に尊敬するわー、幸村様。やばい神ってる」
「この頃気が付いたんだが」
「なんッスかジャッカル先輩」
「幸村への信仰濃くなってないか?あいつ」
「こないだ雪合戦したときに顔に当てられてもふわふわしてましたもんね、獅子舞に噛まれるのと同じだとでも思ってるんじゃないですか」
「そろそろ幸村離れしねぇとやべぇよなあいつ」
「お前ら話しまる聞こえだから、というか切原お前まだ先輩への思いやりがかけてんな、今日から水道水のんで部活して下さいー、マネージャー権限でドリンク作りませんー」
「職権乱用で地味な嫌がらせ止めて下さいよっ」
「そしてジャッカル。いやいつもお世話になっているんだけどさ、私一応ねもう中三なわけですよ。親離れとかすんでる多感な時期なんですよ。心配して貰わなくても自分でなんとかするから」
「出来なさそうなくせによぃ」
「丸井もドリンクなしな!はいけっていーもうなに言われても変えませんー」
「ガキか!」
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