ひなたぼっこ | ナノ


▽ 意外な発見

「えりかさん、これはこのあとどうしたらいいですか?」
「完成した?じゃあお皿に盛りつけておいてもらえる?」
「わかりましたー」


ここは食堂。時間は昼。おばちゃんは急な用事が入ってしまっていなくて、その代わりにお手伝いとしてくの一のユキちゃん、トモミちゃん、おしげちゃんが入っている。だいたいは終わってまだ時間は残っているから、椅子を出してきて4人でお茶を啜りながらちょっとした恋ばなをした。


「えりかさんって好きな人、いるんですか?」
「わたしはいないよー」
「え、じゃあ恋仲だった人は?」
「いませんー。生まれてからこのかた男の人と付き合ったことないよー」
「うっそー!えりかさんならいると思ってた!」
「かわいいでしゅし!」


君達の方が断然かわいいよ。わたしなんてせいぜい中の中が良いとこなんだから。一回眼科行って診てもらったほうがいいって。


「でもえりかさん羨ましいな」
「何で?」
「だって私達と違っていつでも忍たまの人達見たり触ったりできるじゃない。いいなー」
「ユキちゃん、見るけど触ったりはしないよさすがに」
「えーもったいない!」
「絡んでるのとか見放題だし…」


………は?トモミちゃん今何と…?“絡んでるの”って言った?


「えっと…もしかして、腐ってる…?」
「「「はい!」」」


マジか!!!!しかも三人共!なんと嬉しいことに仲間がいました!つかこの時代(世界?)にも腐女子っているんだね。


「えりかさんもですよね?」
「あ、うん……って何でわかったの!?」
「オーラが」
「マ ジ か」


まさかの。やっぱりわかる人にはわかるんだね、すげぇ!



お仲間発見
(てかこの子達11歳だよね…)




(私タカ久々派です)
(わかる!でも竹久々も好きー)
(鉢雷もよくない?)
(六年生だったら食伊とか文仙もいいでしゅよねー)

((((禿萌えー!!))))


(喜八郎、さっきからあの人達何の話してるんだ?)
(おやまぁ、滝は知らなくてもいいことだよ)


これずっとやりたかった
090430→100120

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