水色ゲノム

name change

□中学編
君の涙に気づかないふりをすることが、優しさスか。俺には解らないっス。解らないから、ただ、笑顔でいる。
■終わりを迎えたはずの私の恋が鮮やかに甦り私を満たしていく。征服される。でもそれがいやじゃなかった。
君の笑顔ひとつでこんなにも満たされているなんて。君は一生気づかないでしょう。ボクはそれでも良いと思っています。

■何かを始めるには、何かを捨てなければいけないらしい。でもこの恋を捨てるくらいならずっとこのままで。進めなくて、いいの。
当たり前すぎて気づけなかったなんて今更すぎる。君が好きっス。幸せそうに笑う君の隣はもう俺のものじゃないのに。

カラフルな人の中に一際、目立つのは誰でしょう。ボクは君とかくれんぼをしました。
■夕方の淡い黄色が片思いした。私は淡い黄色に片思いして触れたら消えそうなくらいに儚い水色が私に恋をした。もういいかい?って言ったらまぁだだよ。って彼の声が聞こえたような気がした。でも、もういいですよ。って声も聞こえたな…。

□高校編
■泣きたいくらい、愛してた。そんな私に、待ってますと声をかけてくれてありがとう。
束の間の夢を、愛してる。俺は君の声がただ聞きたくて走ったっス。あのメールの返信は来なかったけれど知りたい。
触れた温もりを、愛してます。逃げられても、ボクは君が寂しくない様に追いかけますから。待ってと言っても止まってくれないなら、貴女を抱きしめます。
■今なら言える、愛しているよ、って。長い間、待たせてごめんね。次会う時、答えを言うよ。
■ただ君だけを、大好きでいるよ。これが私の答え。随分と長い間、待たせたね。私の初恋は………でした。ありとう



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