「にーに、お疲れ様!
はいっ!タオルとドリンク。今日もすっごくかっこよかったよ!!」
「おう、サンキュー!」
そう言い、差し出したタオルとドリンクを笑顔で受け取り、グシャと優しく頭を撫でてくれた。
その事が嬉しいのに、どこか悲しかった。
いつからだったかな?
にーにに恋心を抱いたのは。
自然と、いつの間にか好きになってた気がする・・・
そんなにーには優しくて、かっこよくて、とてもモテるのに彼女を作らない。
そしてよく、部活がない時はあたしの相手をしてくれて優しい。
元々、皆に優しいけどあたしにはいろいろ甘い。
だから自惚れそうになる。
その度に、にーに大好きっ!って言うの。
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