俺は剣を取り出した。親父と父さんが作ってくれた剣を…


「魔神双破斬!!!」
「ロイド…お前、二刀流なのか…」
「まぁ、な…それより今はライガ・クイーンだ!」


さっきから攻撃しても、ライガ・クイーンにはあまり効いてない
何でだ…?俺…弱くなってる…?手加減とかしていないのに…
イオンを森を歩いてるときは一発で倒したから気付かなかった
何でだよ…そんな…嘘だろ…?技は使えるのに…


「おいっ!どーなってるんだよっ!ちっとも倒れねぇぞ!」
「まずいわ…こちらの攻撃がほとんど効いていない」
「じょ、冗談じゃねぇぞっ!なんとかしろっ!」


このままじゃ負ける…!アレを使うか…?でも、使えるのか?今の俺に…


「なんとかして差し上げましょう」
「誰っ!?」


後ろから声が聞こえた。この声は………ジェイド…!!!


「詮索は後にしてください。私が譜術で始末します。貴方方は私の詠唱時間を確保して下さい」
「偉そうに…」
「ルーク!今はジェイドに従うんだ!!!」
「え?わ、わーったよ!」


俺たちはジェイドの詠唱時間を確保するようにライガ・クイーンに向かっていった