タルタロスに戻ると、俺はイオンに呼ばれ、俺が寝ていた部屋に向かった
部屋にはイオンだけじゃなくてジェイドとアニスも一緒にいた。俺は椅子に座る


「では、ロイド。この世界について何が知りたいですか?」
「んー…俺が分からない言葉とか…」
「では、まずローレライ教団から説明しましょう」


イオンたちはシルヴァラントはテセアラにはなかったことを教えてくれた
世界のことやイオンたちのこと。音素とか第七音素とか…あと…預言やユリア
マルクト帝国とキムラスカ・ランバルディア王国のこととか…
この世界はマルクトとキムラスカが対立し合ってるのか…
前のシルヴァラントとテセアラの関係みたいなのか…?

あー…急にいろんなこと言われて頭がおかしくなりそうだ…
やっぱり先生やジーニアスがいたら良かったのになー…


「ロイド、これを」
「これは?」


ジェイドに渡されたのは何枚もの紙だった


「先程の話を簡単にまとめたものです。見た感じ、物分りが悪そうなので…」
「わ、悪かったなー…」
「まぁ、それを見て覚えてください」
「ありがとな、ジェイド!」


俺は紙に目を通す。あれ…?何だ、この文字…見たことが無い…でも、読める。何でだ…?まぁ、別にいいか