ろぐ | ナノ

▽トゥルーエンド.


靴の爪先で蹴り

「顔はみえないみない」
呑んだ苦汁くそあまい
世間体を背に本音は胸に
おかしくないんだ
こんがらがるメトロノーム

今日も元気に生きて
口癖ひとつ
ほんとうに何かをわかってるの?
新しい希望を抱く男

崩壊するは「あ」でも「い」でもない呼吸音

当たり前スプラッタ
死ぬぐらいなら尻出して喘ぐわ
何一つかわらない平等
餓鬼みたいねマミー
くるしい。しんじまいそう

限りない未来永劫の忙しい部品だけ取り除いて

うるせえや
限度やモラルや回る性欲と君を同時に潰す
たくさんのラスト
その勇気言い値で買うわ
素朴さを裏切るなんて

あたしのお腹はきっと膨らまない
いらない覚悟に互角に駄弁る
綺麗な服と目ン玉
喘ぐ暇があるなら壊せや!
大差ないというのに
面白さのために生きてたっけ

かまってよって叫べるぐらい立派な子供になりたい

怠惰な波が消せないわ
デイ・アフター・デイ
菩薩は真顔
「三本足になるまで供に居させて」
僕の君でいいのかなあ
ゆるぎない過去の自分と揺らぐ今にさよなら

やだよお泣かされたままでいたいよおやだよお

楽に、楽に生きるクスリ
浅い台詞に浸る

君がいてほしい
幸せって言葉は使いたくないの

愛憎ショーを横目で一瞥するきみをわしゃわしゃしたいよ

ならば笑わせて
意味深な愛は返品する
四肢は断ち切った
痛みがないよ
埒があかないI

ウソは知ってたんだよ
酔ったのは誰ですか
水面上の濡れた微笑み

なんにもわかっちゃいなかった、でもきみがすきだった

嘆いて然るべき
だから青色

▽トゥルーエンド.






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