お昼寝

 
 
*名前変換なし*

 
源田君はあったかい。
次郎くんや鬼道君に比べて大きい身長がそう感じさせるのかもしれないけれど。
 
繋いだ手も、抱きついた身体も、ぽかぽかして心地良い。
 
「橘、そろそろ・・・」
「もうちょっとだけ・・・。」
「じゃああと5分だけな」

私の我侭を受け入れて、その代わりにと源田君は私の髪を弄って遊ぶ。

しゃらしゃらと耳元で流れる髪の音と、源田君の手から伝わる温かさを心地よく感じながら。

久しぶりに二人だけの休日を過ごした。
 
 
(離れてくれないと、俺が危うい・・・)
 
 
 
 


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