「え?女の子からモテたいの?」
「しーっ!!」
「そんなぁ、風丸君は人気あるでしょ」
「そんなことないんだ・・・」
 
キャラバンに乗ってから数日経ったある日、僕のところに風丸君がやってきた。
先日の炎のエースストライカー探しの一件がきっかけだろう。
僕的に、風丸君は本当にモテると思うんだけどなぁ。そう言ったら風丸君てば顔を真っ赤にさせて謙遜するんだもん。ちょっとウブで可愛いな。
 
「で?風丸君はどんな風にモテたいの?」
「実は、好きな子がいて、さ。」
「へぇ。どんな子?」
「あんまり男子に媚びない子なんだ。誰とでも仲が良くて元気な子だよ」
「それってもしかして美希ちゃん?」
 
そしたら風丸君、何で知ってるのみたいな顔したから、キャプテンがマネージャーと話しているのを聞いたって言ったら風丸君、口ぱくぱくさせてた。風丸君ってわかりやすいんだね。
 
「風丸君から積極的に話しかけてみたら?」
「でも、しつこすぎると嫌われるんじゃないか?」
「美希ちゃんにとって風丸君が一番になれば良いんでしょ?だったらたくさん話してもっと仲良くなれば良いじゃない。」
 
僕がそうアドバイスすると風丸君は納得したような顔して僕にお礼を言い、去っていった。
というか(マネージャーの話を聞く限り)美希ちゃんとは脈ありみたいだし、風丸君はもうちょっと積極的になってもいいのにね。
 
 
プランA
 
 
一番お手軽なプランだよ。
 
 
 
 
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風丸の話か吹雪の話なのか定まらん。
そして名前変換出したけどあんまり話に絡んでこなかった美希ちゃん、ごめんね!!
 
 
 

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