敵に情けは無用といえど
 
雷門の打倒
それが今俺に課せられた使命。
 
 
に情けは無用といえど
 
 
「晴矢・・・?」
 
雷門の制服を身に纏ったあいつが、美希が、俺の目の前に立っていた。
 
「ねぇ、晴矢、晴矢なの?」
 
美希は俺と同い年だし、どこの中学にいてもおかしくないってのに。
何で、何でよりによって雷門にいるんだよ、なぁ、美希・・・。
 
 
「美希、バーンと知り合いなのか・・・?」
 
動けないでいる美希に円堂が寄り添う。
だが美希は円堂が近寄ってきてもお構いなしに俺へと視線を噛み付かせる。
 
「なんで?なんで晴矢が宇宙人に・・・」
 
俺は晴矢じゃねえッ!!
 
俺が怒鳴ると美希はびくりと肩を震わせた。
そうだ、怯えろ。お前は俺のことなんて忘れて幸せになればいい。
 
 
「俺はお前達の敵。エイリア学園マスターランクのバーンだ。」
 
 
美希、俺から逃げてくれ。
 
俺のことを完全に嫌いになる前に。
俺のことが見えなくなるくらい遠くへ。
 
 
 
 
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短いです^p^
まずは私の勝手な南雲君のイメージで構築した短編をうpしてみました←
エイリア時の南雲君。表記は一応バーンにしておきます。
何らかの形で両思いだった二人が、遠距離になってるうちにこうなってしまいましたってお話でした。
リクエストありがとうございました!!
 
 


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