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彼女が家の玄関を開けたとたんに、太陽の匂いがした。

「すみません、今布団取り込んだばかりで…コーヒー用意しますから、座って待っててください!」
まさに今掃除やなんかが終わったところなんだろう、彼女はぱたぱたと動き回っている。
少し申し訳ないタイミングで来てしまったような気もするが、彼女はいつも通りだし気にしていないようなのでこちらもあまり気にしないことにした。
キッチンにあるイスに座ろうかとも思ったけれど、太陽の匂いに誘われて彼女のベッドに腰掛ける。
ふわりとした布団の感覚は予想以上に心地よい。
「なぁ、」
キッチンにいる彼女に声をかけて手招きをする。
きょとんとした顔で彼女はこちらにやってくる。

その細い腕を掴んでこの横に強引に座らせたら。
さぁ、これからどうやってからかってやろうか?

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100414
直ちゃんも多分太陽の匂い。




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