甘い恋をカラメリゼ | ナノ
 neuf


「はあー、なんだかんだ楽しい旅行でしたね」

「そうだね」



 お風呂からあがって、俺たちはバスローブを纏ってベッドに横になっていた。ベッドは二つあったけれど、もちろんひとつのベッドに二人で潜り込む。腕枕をしてもらって、抱き寄せられながらまどろんで……すごく幸せだ。



「俺、ずっと智駿さんのファンですよ」

「……ふふ、嬉しい」



 微笑んだ智駿さんに、きゅんとする。この人と恋人になれて本当によかったなあって、そう思う。

 高級ホテルを満喫して、智駿さんと愛を確かめ合って、エッチを二回もして……充実した一日をすごした俺は、すぐにやってきたまどろみに身をまかせていった。



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